Chat GPTの登場が公認会計士業に与える影響

Chat GPTの登場はホワイトカラーの業務にものすごいインパクトを与えているが、我々公認会計士にとっても同様である。
使い方として専門的な見解をChat GPTに求めるという人々がいるが、2つの側面から否定的な人が多い。

1つ目は、まだまだ精度が低く間違った答えを返してしまうという点、2つ目は職業的専門家として考えるというスキルが落ちていくのではないかという懸念の2つである。

しかし、Googleが登場してきたときのことを思い出してほしい。
当初は職業的専門家として分厚い専門書にあたって自ら調べることが美徳であるとされていたが、今はGoogleで簡単に調べ物ができてしまう。

Googleも最初はコンテンツの量も質も完成度が高くなかったが、今は本を買わなくても8割方はGoogleで解決してしまう。

もちろん、今でもデータソースを自ら確認することは怠ってはならないものの、今やGoogleなしでは業務は成立しない。

Chat GPTも同じことになるのではないか。

そう考えると、Chat GPTは好むと好まざると受け入れ、使いこなしていくことが数年後に振り返った時に正解だったと思うようになるのではないかと考えている。

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