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過去振り返り、やばいです

先日、YouTubeで知ったノートでの過去振り返りをやってみました。
コンパスノートという方法です。

自分の昔の思い出とそれにまつわる感情、今振り返ってどう感じるかといった項目に沿って書き出していくのですが…これが思った以上に自分のことがわかります。

まず私が思い出したのは幼少期喧嘩をしている父と母でした。
父が母に暴力を振るって母が私に助けて、助けてと叫ぶ。どうにかしなきゃと子どもながらに思っているという記憶でした。

それに対して、本当は私は母親が悪いと思っていました。母はいつも怒っていた。いつも不安そうでした。父に当たるように接する母。あまり言い返さない父が最終的に切れて暴力を振るうパターンを繰り返しているように私には見えていました。
母は子どものこともいつも心配ばかりして、長時間説教された思い出もあります。

そんな私が感じていた事は、他人は他人、私は私。
そうやって心を守っていたのでした。

その後に出てきた思い出も、もちろん良い思い出もありますが、他人は他人、私は私と言う気持ちが強く残っていたように感じました。
恋愛に関しては、その思い込みが強く出ていて、素直に相手を求められなかったり、どこか他人事のように考えて接したり。

三つ子の魂100までは言いますが、
「私幼少期の考え方をベースにずっと生きてるやん!」と驚いたのです。

自分の心に大きな穴が開いていることに気づかず、今までやってきてしまった。
子育てもほぼ終わってしまった。
同じ失敗を繰り返してしまったのではないだろうか?と絶望的な気持ちになりました。

体調も少し悪く感情的になりすぎたので、過去振り返りは途中で断念、強制終了されました。
しかし、気づきもたくさんあったので、また続きをポチポチ気分の良い時にしていきたいと思っています。

しかしやはり長男を産んでから気持ちのベクトルが変わったなと感じました。
それまでは人と距離を取ることで自分を守っていましたが、子どもは自分から生まれ、全力で求めてくる。
おかげで、気持ちが子どものために…と良い方向に向かっていったと思います。

過去振り返りは過去の辛さに浸って再出発していくワークだと感じました。
自分に空いている穴を認め、また生き直すような気持ちになれました。
重い作業でしたが、やるとスッキリして前に進める気がします。
また、ふとした瞬間に何度も思い出していた過去の記憶をしっかり味わうことで多少解消されたように感じます。
今思うとしっかりと自分の中で味わえていなかったから、何度も反芻していたのかもしれません。
もやもやとくすぶっていた感情を、じっくり感じる。
時系列で見た時に繋がりを感じて次の一歩に踏み出す手掛かりになる、といった感想を持ちました。

しかし、私は途中で断念するほど感情が持っていかれました。
過去のトラウマが強かったり、今現在不安感の強い人にはオススメできないかも。

今では母とも仲良く月に1回食事に行くような関係です。母は私のことを認めてくれていますし、私も今なら母の辛さもわかる。同じ女性として尊敬しますし、悩みながらもこうして命をつないでくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

40年生きてきた重みを振り返りながら、また新しく1日1日を大切に積み重ねていきたいです。

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