片淵キャンパスにある3つの登録有形文化財を紹介。内部の写真もお見せします!
こんにちは、【Cho査隊】NKスターズで活動している経済学部2年生のIKEYAMAです。前編に引き続き中編では片淵キャンパスの歴史的建造物について取材してきました。
片淵キャンパスの歴史ある建物
経済学部のある片淵キャンパスには歴史的建造物があります。普段は中に入れない瓊林会館や経済学部倉庫を、今回特別に見学させていただきました。
■瓊林会館
1919年に長崎高等商業学校の研究館として落成しました。イギリス積みのレンガが特徴的で、片淵キャンパスを象徴する建造物です。瓊林会館の中には長崎高等商業学校当時に使用されていた教材や看板など興味深いものが沢山保管されていました。中でも印象に残っているものが英語で「NAGASAKI COLLEGE OF ECONOMICS」と書かれた看板です。国際交流が盛んだったことが窺えます。
■経済学部倉庫
明治40年(1907年)に建築された経済学部倉庫です。こちらも赤レンガ壁が特徴的な建造物です。中に入ると天井の高さに驚きました。当時は2階建てで経済学部の倉庫としての役割を果たしていたそうです。瓊林会館と経済学部倉庫は原爆で被爆した建造物ですが、被害は比較的少なく当時のまま現存しています。
■拱橋(こまねきばし)
経済学部の入り口に架かる旧長崎高等商業学校時代の石橋です。1903年に架設されました。経済学部の学生はこの橋を通りキャンパスで学んでいます。橋の下では、カモのつがいが仲睦まじく川を泳いでいました。春には桜の花、秋には銀杏の黄葉といった季節を感じながら橋を渡ることができます。
3つの歴史的建造物は、全て国の登録有形文化財です。建造物からも歴史を知ることができ、重ねた年月の重さを感じました。
さて、後半では大学生活を充実させるコツについて宍倉学部長にお尋ねします。ぜひご覧ください!
長崎大学経済学部の歴史を紹介している前編はこちらをClick。
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