経過報告書

先日、仕事でのミスが発覚
クライアントさんや
会社の方に多大なる迷惑を掛けてしまった

こんなことをしてしまって

もう、この会社の力になる事は出来ない

申し訳なくて仕方ない…

悩みに悩み…

私が出した結論は

退職

この会社には
私が力になる事は…もうないのよ…

私はいない方が会社の為だわ…

ドン底まで落ち込むこと数日

そして
経過報告書を書くように指示され

重い身体と
重い心を引きずるように

パソコンの前に…

退職の思いを胸に
自分の思いのままに
ワードでパチパチ書き始めました

不思議なことに

書き始めると
パチパチ、パチパチ
入力が進む、進む

アレ?
何か手が動くなぁ～

心はこんなに重いのに…

そういえば
前の会社では
報告書の類のフォーマットがあって
入社してから
何回も手書きで記入したものだったなぁ

あの頃は
何の罪悪感もなく
サラサラと仕事のひとつとして
当たり前のごとく
遅延理由書だの、何だの
書いていたよなぁ

あの頃の私は
精神的に強かったのだろうか?

何で今は
こんなに落ち込むようになってしまったのか?

そんな事を思い巡らせながら
経過報告書を仕上げました

最後に見直しをした時

私の心に浮かんだ思いは

深い反省…ではなく(笑)

あ～文章を書くのって楽しいなぁ～

こんなに楽しかったけかなぁ?

経過報告書を書いたのに

何だか分からないけど
不謹慎にも楽しいなぁ～と

心の底から湧き上がる感情
(あ、勿論、反省も充分にしましたよ)

何か書くことに挑戦してみようかな?

あ、そういえば
この時期に

韓国語の作文コンテストがあったなぁ

以前から先生に

出してみなさい

私の生徒さんの中で
日記が断然に面白いのはあなたなのよ

だから挑戦してみなさいよ

優秀賞は韓国旅行チケット2人分よ

そう言われていた事を思い出した

我ながら笑ってしまうのだが

よし、この夏は韓国語作文に挑戦だ!!!

このパワーが一体どこから
湧き上がってくるのか分からないのだが

こうして深い深い悩みの底から

小さな光を見つけて

見事に復活を遂げようとしている

そして

経過報告書の最後に

思わず感謝の言葉を記している私がいた…

普通さぁ
感謝で終える経過報告書なんてないよね

でも、その時の私は
ホントに感謝の気持ちしかなく

数週間が経過した今も
あの時に経過報告書を書けと
凄んでくれたクライアント先の
入りたての社員さんにすら
何故か感謝の念が湧いてくるのだ

何がきっかけで

自分が好きな事に目覚めるのか分からないもの

全ての出来事には理由があるし

全ての出来事は起こるべくして起こっている

ホントにその通りだと

強く強く感じる

あ、あと
退職の意思を会社の代表には伝えましたよ


とりあえず働き方を変えようかとか
1ヶ月くらい休業してみたら～とか

ありがたいご提案をいただき
検討しながら
今のところ普通に働きながら
自分の精神を立て直しているところです

もう全ての出来事に感謝でいっぱい