グリザマリア 22/11/1 レース展望

大井6R C2・8-10組 1400m 藤田凌・54 1枠1番

有力馬解説

エスポワールエール。中央からの転入組。テルツェットやラヴズオンリーユーなどを近親に持つ良血馬。ダート適性は?も中央2着の実績もあり、格付けにも恵まれた感。
休養明けでも持ち時計上位、相手も楽になったハイレジデンス。前走は選抜戦で健闘したニノマエ。格付け初戦で結果を出し、距離も問題ないスカーレットハニー。展開がカギも末脚は確かなアルヴィナ

予想オッズ

④(エスポワールエール)2倍、②4.4倍、⑪4.9倍、⑥9.5倍、③18倍、⑫19倍、①(グリザマリア)22倍、⑬30倍、⑭46倍、⑧60倍、以下100倍以上

レース展望「圏内はどうか」

前走でついに掲示板を外してしまった。道中の進みが悪く、内で捌き切れずという展開もあったが、上がり最速でも最後は競り負けているように、末脚にも翳りが見えてきてしまったというレースだった。
そこから開催の関係で中3週空けてのレース。ここで馬具を試してみた結果、シャドーロールを外して、クロス鼻革を使うことに。
このクロス鼻革、前走でも試してはみたものの使わなかったが、タイトルホルダーやアーモンドアイにも使われている物で、「口を開けにくくなるのでハミがズレない、よってハミ受けがよくなる」そう。ハミを取らず進んでいかないタイプの馬には確かに効果があるだろう。
欠点はよくわからないが、アーモンドアイがドバイ遠征でシャドーロール(国枝厩舎名物ですね)を外したように、仕組み上シャドーロールと併用は出来なさそう。
おそらく、ハミを取りすぎてしまう可能性もあるので、距離短縮も同時に行ったのだろう。予想外の理由にはなったが、個人的には直線の長さに期待していただけに、試してみる価値はあるだろう。
相手は1頭強い馬がいるのだがそれはしょうがない。それ以上に気になるのはやはり枠か。前回の1400好走は大外枠。一般に不利ではあるが、砂を被らず行きっぷりが良かったため、この馬にとってはプラスだった。最内枠はコース形状上外の馬が内に殺到するため、進みの悪い当馬はスタートで包まれる可能性が高い。それでも7番手以内などにいればまだチャンスはあるが、ここで10番手位まで下がってしまうのが当馬なので、そうなると距離が短くなっただけに余計に厳しい戦いになるだろう。

正直、笹川騎手がほかに騎乗していないのに乗り替わったり、調教の動きが悪かったり、調教師のコメントが弱気だったりと、いい要素が見えづらいレースではある。ぜひともそれを覆す走りを見せてほしい。

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