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アロマデローサ 24/6/16 レース展望

京都9R 皆生特別 3歳以上2勝C 芝1600m 56・西村淳 8枠9番

予想オッズ

⑦(スマートワイス)1.9倍、④3.4倍、⑨(アロマデローサ)5.2倍、①9.0倍、⑤22倍、⑧26倍、⑥30倍、②38倍、③100倍以上

レース展望「G1④の距離」

前走は3着。「返し馬から硬さがあった」「外々を回しすぎた」「そもそもいうほど力が抜けてはいない」等々の意見が出てきたが、まあ負けは負け。ここまでコンスタントに3戦使われて、中京開催まで待つかと思われたが、このレースに使ってきた。これに関しては前回話した通り、ただでさえ京都開催が長引いている上に梅雨時。きれいな馬場でやりたいというこれまでの見解はなんだったのかと問いたくなるほどだが、もしかしたらオーバーホールするとコンディションを落とすのかもしれない。この辺りは聞いてみたいところだ。

このタイミングで距離を1400から1600mに変更することに。これについては、3回京都の2勝Cは1400mが最終日のハンデ戦しか存在しないので、トップハンデ濃厚な一戦を避けるという意味で予想通り。ただ、阪神JF4着の馬がずっと1400mを使ってきたというところは示唆的。これは爪不安後、坂路調教ばかりになってしまって、スタミナ面で低下が見られるのではないかと考えている。元々1200mで新馬を走った馬が徐々に距離を伸ばしていったという経緯もあるだけに、現状は1600もこなせるかもしれないが1400ベストという認識でもあながち間違いではないだろう。

そして、今回は初めての大外枠に入った。大外枠はゲート最後入れというのはゲート内でソワソワするような馬にはいいのだが、1.扉が閉まるとすぐゲートが開く為態勢を取る時間がない、2.外に馬がいないため、発進直後に外に逃避してしまう可能性があるというデメリットは明白にある。そのため、スタートはより一層注意したいところだ。
それ以外は大外枠というか外を回すメリットは前回よりも強いだろう。今年の京都はずっと高速とはいえ、さすがに内は荒れてきている。内内の馬場が悪いところを閉じ込められるよりはいいだろう。

展開については、②が逃げるのはほぼ確実。予測オッズなどから争覇圏にいるであろう中では①と④は後方から。正直②が荒れた内でポツンと残るという可能性も警戒はしたいところだが、ここの枠に大外から入ることは不可能だろう。それよりは⑦と直線併せ馬の形を狙うべき。4角前では横並びにして、①と④をより外に回らせる展開にしたい。前回は6,7番手を追走していたが、今回は4,5番手を取れそうだ。

雨予想の段階で苦戦も考えられたが、とりあえず雨は回避できそうで、内の荒れ馬場も大外枠で回避できそう。運を味方につけ、チャンスをつかみたい。

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