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アロマデローサ 24/4/27 レース展望

京都10R 御池特別(4歳上2勝C) 芝1400m 56・西村淳 7枠10番

予想オッズ

⑩(アロマデローサ)2.8倍、②(アスクエピソード)4.5倍、⑤5.7倍、④7.9倍、⑧8.8倍、⑪11倍、⑨14倍、①15倍、⑫44倍、③75倍、以下100倍以上

レース展望「切れ味活かす」

前走は、レース直前からの降雨もあり、末脚不発に終わってしまった同馬。
正直、自分はそこまで降雨の影響があったのかは懐疑的ではあるが、2戦続けて悪い馬場の影響を騎手が口にしている以上、レース選びはそれに即したものとなった。
レース直後から次レース展望で「間隔は短くなるが、開催前半に絞って、この辺りのレース選択をしてほしい」と言った通り、中5週とはいえこちらを選択してきた。

CW追いがない現状

調整自体はリフレッシュを挟んでこの馬なりに順調に行っているようだが、一つ気になるのはやはりCWでの時計を出していないところか。蹄の不安がある馬は坂路中心になりがちで、それが解消されたらパフォーマンスを上げるというのはよくある話で、実際この馬は長期休養前は1週前CWが定番だっただけに、蹄の悪さは変わらずで、強い調教は出来ないのだろう。それでも、専門紙の意見では調教強化されているとのことで、そうだとしたらパフォーマンスアップを期待したいところだ。

相手は強くなっている

相手関係は当馬より明確に強い馬は見当たらないが、前走よりは強いだろうという見解。前走敗れた⑤は鞍上が変わるものの引き続き怖い上、単純に川田が乗る②も鞍上強化と言えるだろう。他では前走高パフォーマンスの④も強敵だ。さらにこの馬たちが皆内枠に入っただけに、どの馬かは分からないが展開利も見込める。主導権を握れる前の馬が優勢か、ついていけば進路が出来る後ろの馬が優勢か、勝負所で、どこが相手になるかを見極めてほしい。

課題の道悪

馬場に関しては、10日前からずっと70%近い予報だったのだが、木曜から急に雨予報が消えた。道悪を避けたいという思惑(これは開催が進む進まないとは違い不可抗力に近い)は何とか叶った。今回嫌だったパターンの一つ、「週末が雨予報だったので散水を行わず、結局晴れて馬場が固くなり、高速内枠決着」というのがあったが、京都は週中で雨が続いたのでそれも避けられそうだ。

先行馬が散在する中ではあるが、この枠なら閉じ込められることはないし、無理に内に入れる必要もない。外々を丁寧に回って良馬場でどこまでパフォーマンスが上がるか、ここまでの敗戦の弁が本当であるというのを証明する戦いになるだろう。

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