2023年3月15日(水)「百年人生笑って過ごす生き方の知恵」おせっかい協会高橋恵さん🌹 🌏GRアワーゲスト深掘り🌏グローバル共和国 70

ゲスト:高橋恵さん、モデレーター:加藤まみさん、サブモデレーター:Yoshie Sakagamiさん、妙高さん、議事録:沼尻淑子 MAX155/80人

【高橋恵さんプロフィール】
1942年生まれ、3人生まれ次女、広告代理店、営業職でトップセールス、40歳で離婚、42歳でPR会社、1985年サニーサイドアップ創業者(2018年東証1部上場)、クラブハウス週10回、オンライン交流会もされている。

【戦時中の体験から】
80年前、父は戦死して戦争で大変な時を過ごした。命があっても働く所がない。戦後はご近所で無理心中などもあった。押しかける債権者が来て、父の形見の真珠の指輪も母は持って行かれた。ご近所の方が母に対して家の戸に紙切れを挟んでくださった。紙切れには「あなたには3つの太陽がある。今は雲に隠れていても必ず光り輝く時がくる」と書かれてあり、どうか挫けないで生きてくださいというメッセージだった。たった1枚の紙切れでも人を救うことができると知った。おせっかいで救えるものは全て救ってあげたいと思う。物もない時代だったけれど、1枚の紙切れでも命を救える。自分が太陽で出てきたなら、照らして返していきたい。世の中に恩送りしていきたい。今日明日食べるものがなかったら生きていけない。戦時中に姉妹は知り合いや親戚に別れて過ごした。人の家で過ごすことがどれだけ大変か思い知った。「天知る地知る我知る。心まで貧乏になってはいけない」と母はわかりやすく何度も言い聞かせてくれ道徳教育をしてくれた。世の中に絶対に役立つ人になろうと思った。空を見上げた時に飛んでいた鳥が大きな力になった。絶対に前向きに生きようと14歳の夏に決めた。生涯ぶれずに世の中を変えたいという気持ちがある。ビジネスをやる前に人としてどうあるべきか学んでからの方が仕事がうまくいく。相手が緩むから財布の紐も緩くなる。気持ち良い人間関係がうまくいく。2011年3月11日の震災で絶対世の中はおせっかいで変えなければならないと思った。金品に執着、自殺者、いじめやパワハラなど日本が自分勝手、拝金主義になっている。世の中をおせっかいで変えていきたい。おせっかい協会は会費もとってない、ボランティアの緩やかな関係。口や手や足を使って広めて頂いている。全国にリーダーを置くようにしている。地域で半径30センチから笑顔にしていこう。営業勧誘をしていない。理念は営利ではなく心を豊かにすること、職業を超えて助けあうことなど。助けるとは寄りかからないで生きていくこと。同じ目的を持った人たちが集まればすごいことが出来る。みんな家族のように過ごしている、お互いが気持ちよく生きていく。

【会社の話】
起業当時はワンルームマンションからやった。行動力、情熱、知恵でやってきた。健康であれば誰でも出来る。コネがないから行動力。パンも買えないぐらいだった。自分で行動して作ればいい。もっと行動してやっていけばいい。娘に交代したのは早い時期。考え方が違った。私は借金したくなかったが娘たちはお金を借りて大きなことをしたかった。娘は20代で社長業をやり始めた。積み重ねをやったから笑顔で笑った楽しい人生をやれている。中にはお金を沢山貰っても何も楽しくない、生き甲斐がないという人がいる。生き甲斐のあることを見つけたら、そんなにお金は必要ない。お金はなくても、皆さんが集まってくれる。ここに来てみんなで話せる。これがおせっかいの財産だと思っている。楽しい失敗話や面白いことをしているとみんなが気持ちよくなる。全部終わっておせっかいをしている。あと残される地球滞在時間を楽しみたい。みんなの笑顔を見ることが楽しみ。年を取っても怖くない。ただ自分だけ仕事だけだと心が満たされないと思う。

【おせっかいを広めたい】
私はチャンスがあるとどこでも声をかける、タクシーの運転手さんにも声かける。タクシーの運転手さんの話を聞いて翌日、運転手さんを家に呼んだ。今は運転手さんは元気になってガムシャラに働いて4つの店舗を持って、400坪の土地に介護施設を立てるための目処がついている。全部恵さんが声をかけて下さったご縁だと言ってくれる。我が家では実体験の話を聞かせてあげたい。晩年の過ごし方で人生決まる。元気があればどうでもいいことは忘れられる。物にも執着しない、人が喜ぶことをしたい。電車で若者はスマホを持って席を譲ろうとしない。死んだら天界におせっかいを広めようと思っている。みんな体験が少ないだけ。嫌な思いをしてもなんとかなる。家に来る宅急便の方にもお菓子とお茶を淹れる。人の親切が忘れられないからやってあげる。商店街で会ったら「高橋さん」と言われる。こういうことをやってくれる人はうちだけと宅急便屋さんに言われ、「地域を今日離れるのですが挨拶に来ました」とその宅急便屋さんは土地を離れる前に挨拶に来た。人は誰でも幸せに生きなければならない。もし自分がそういう立場だったらと視点を変えればいいと思う。みんなが笑顔になるような人生を歩まないと。ビジネスを始めるにしてもまず人としてどうあるべきか、人間力が養われる。全ての基盤は人間力。何が起こったとしてもどう受け止めるか。気づくことが沢山ある。高校時代は1日170円で本屋さんのアルバイトをしていた。その時は皆で経費を会費として出してでもボランティア活動をしていた。「我らみな兄弟」というNHKの番組でも紹介された。自分の町を良くするために自分の住んでいる町が親しみやすい町だと思ってもらえるように。

【感想タイム】
沼尻淑子:会社系列のパンケーキのbillsに行くのですがスタッフの方たちの雰囲気が良くて、今日のお話を聞いてスタッフさんたちの雰囲気が良い理由がわかりました。
Yoshie Sakagamiさん:全てお話がご経験から来るお話。おせっかい、行動することが大事だと思いました。私も出来ることからやってみようと思いました。
板敷健一さん:大分で恵さんに講演して頂きます。よろしくお願い致します。
ビッグくん:営業の世界にいてサッカーの指導もした。お客さん、子供たちのために。コミュニティが充実している。他人の子供にも注意したり、気軽に出来る地域。利他精神が幸福感に繋がる人種。
新地佐智子さん:鹿児島支部おせっかい。恵さんのおかげで親子関係、夫婦関係の確執が取れた。繁華街のある公園の清掃活動をしている。市よりボランティア団体として認められました。
Naoko Nagaseさん:茨城支部おせっかい。今から30年前に愛あるおせっかいをもらって人生が変わりました。
生方さん:恵さんと一緒にいるのですが、今日のclubhouseのお話のためにものすごい原稿を用意していらっしゃる。話しながらも自分のためにお茶を淹れてくれていることにも感動した。気遣いの人です。

【最後に一言】
同じベクトルに向かっていればみんな幸せになれる。一途におせっかいで世の中をかえる。みんなで世の中を変えていきたい。手と口と足がある。頭を光らせるよりも足を光らせる。皆さんに広めていきたい。80歳でも頑張れる。皆さんはもっとチャンスがあるので頑張って頂きたいと思っています。世界におせっかいの言葉を広めたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?