2023年2月22日(水)ドローンアーティスト旅作家とまこさんに伺う自由な生き方NFT.メタバース🌹 GRアワー🏫ゲストを深堀り共和国🌎グローバル共和国 67

ゲスト:とまこドローンさん、モデレーター:Yoshie Sakagamiさん、千恵さん、松田映子さん、妙高さん、議事録:沼尻淑子 MAX136/76人

【旅作家になるまで】 当時、旅行作家はいたが、旅作家と名乗る人がいなかった。様々な要素、イラスト、漫画を入れるジャンルの方いなかった。ドローンアーティストも名乗る人がいなかった。子どもの頃にお姉ちゃんは可愛いから私は笑い担当から繋がっているのかもしれない。小さい頃から姉妹で書道とエレクトーンを習っていた。姉は書道で中国に選抜ということもあったが小さい頃から悔しいというのはなかった。そしたら自分はエレクトーンの方に行こうという気持ち。エレクトーンでは毎日ベートーベンの気持ちになって演奏していた。“私の描く絵は夢に出て怖いから描かないで“と言われてイラストを描くタイプではなかった。でも自分のイメージを伝えるにはイラストが必要だった。イラストレーターの姉の影響は受けていると思う。母親がくよくよしがちな人だった。それを見て、くよくよしてもしょうがない、引っ張っていこうと小学校3年で決意した。家庭訪問の時に“ドアの閉め方が不味かった“と母親は後悔していた。ドアを閉めた事実は変わらないから、未来を変えていこうと思った。隣にいる人が下向きだったら自分の心、態度で影響させていこうと思った。元々前向きな子だった。意識的に前向きになった。

【本で自分が伝えていきたこと】 初めての本を書いた時に自分の才能は何だろう?と思った。3年間自分を50社に売り込んだ。才能があるとしたら“辞めない才能“だと思った。夢中になったことを信じる、迷いがない。1冊目『気がつけば南米ーいきなり結婚→南米へ。おきらくカップル180日間の旅』は、南米の旅が楽しすぎて固定概念が打ち崩されていくという体験。南米でコンドルが飛んでいる空をリアリティと笑いを持ってどこにいても感じてもらいたいと思って本を書いた。大学卒業から2年間、秘境ツアーコンダクターをしていた。誰でもチケットを持っていればマチュピチュを案内出来るけれど私だからこそお届け出来るツアーをしたかった。本を出版する時も私にしか出来ない表現でマチュピチュをお届けしたい、と思って書いた。“あなたの心にいい風が吹き抜けますように“と思っている。どこにいてもどんな状況であっても心の中は絶対的に自由。今アラスカで鯨を見ている。内側の世界を大事にしている。自由な部分を意識して実感を持って感じている。内側の世界にお楽しみがあるということを知った瞬間にその人の世界が変わる、喜びがひとつ増える。誰でもどんな人でも持つことが出来る。そのスイッチを読んでくれた人、見てくれた人に種を撒ければいいなと思っている。旅の本を書いていると講演会もある、ツアーの仕事も出てくる。いい風を届けたいと思っている。

【本に夢中になり過ぎて周りが見えなかった時の話】 離婚してインドに行った時に自分が深まった。相手から「そろそろ離婚しようか」と言われた。12冊本を出していて7冊、11冊目が「離婚して、インド」。前者がフォトエッセイ、後者は文章だけのストーリーの厚い本。6冊目までは本に大夢中だった。自分の夢にまっしぐら過ぎてまわりが見えてなかった。相手の気持ちに気づけなかった。椎名誠さんのファンで“弟子にしてください“と履歴書を送ったこともあった。“弟子は募集してない“と言われたが何度かお会いする機会を作ってもらった。前の会社の上司が元旦那さんで「一緒に本を書こう」と言われた。それが家出の決めてとなって結婚した。7年半結婚していた。年上の旦那さんに対して気持ちを吐露させる時間もないくらい書きまくっていた。5時に起きて、護国寺まで走って神様にお祈りして宣言していた。自分は全力で頑張っているので、あとは神頼みだと思った。ずっと書き続けて夜中も2時くらいまで書き続けていた。異常な熱中ぶりで仕事にまだなっていない状態でもやっていた。旦那さんが3年前から子どもが欲しいと悩んでいたと後で聞いた。夫婦なのに3年間も悩ませたのが懺悔。初めての本の売り込みはいつ辞めても良かったが辞めないで書き続けた。それだけ頑張って書いても見てもらえなかった。書いたこともない人が企画を作って通ったとしてもフェードアウトしてしまうことがあると考えると、初見の人が原稿を観てもらえないのは今ならわかる。怒りに感じてしまったら次に進めなくなる。それで怒りや哀しみを捨てて幸せに変換するように努力した。でも怒りや哀しみを捨ててしまったので隣の人の悲しみに気付けなくなっていた。ただのポジティブハラスメントだと気づいた。

【インドでガンジス川の源流に行った時の気づき】 インドの最南端からガンジス川の源流へと旅をした。長江の源流を見た時に初めて感じる感情がワッと押し寄せてきたのを思い出したからだ。真っ茶色、荒涼としているのにカラフルなキラキラを感じた。川の大きな4000年の歴史を培ってきたもの、何かパワーを持っているのだな、と感じた。0からやり直そうと思った。ガンジス川の源流にいこうと決めた。実際に行った時にアーユルベータを感じ取った。アーユルベーダ大学の学長さんに会い、教授と3日間インドを回った。アーユルベーダは一番最古の人生哲学で、そこから派生して医療、考え、衣服、エステなどになった。根源を揺さぶられて涙が出た。夢を追いかけるというのは正しいことだと思っていたが誰かを苦しめることになるということも知った。悲しみと怒りを捨ててしまったが故に気持ちを1ミリもわかってあげられなかった。ガンジス川の出発点はヒマラヤの山の上にあって綺麗な川と汚い川が交わる合流地点。合流地点から先をガンジス川という。綺麗な川と汚い川は名前のない川。え、そこで混ぜるの?とお互い川は思っていると思う。それは人生の止められない流れ。合流した結果、世界に誇る大河となる。混ざりあって大きく成長した川の所で沐浴した。わかったのは、自分が夢中でパンパンになっているのは美しくて綺麗でポジティブなものだけれど楽しいことだと信じ込んでいたけど、場合によっては違うこともある。心がパンパンに150%に膨れ上がっていた。そこに本当にちょっと隙間が開くことで川の水が流れ込んで、いらない部分が流されていく。パンパンな心より、隙間があることの美しさ、余裕や隙間が、次の一手で大きな花を咲かせてくれると知った。“あなたの心にいい風が吹き抜けますように“というイメージがより大きくなった。昔は未来ばっかりを見ていた。幸せの今の積み重ねが過去になり、今を積み重ねた先が未来になる。吹き抜ける隙間がないと本当の喜びを味わえない。今にフォーカスして本当の幸せを感じている。

【感想タイム】 松田映子さん:情景が想像できる素敵なお話でした。ありがとうございました。 妙高さん:インスタ拝見させて頂いたら、活力あるメッセージを頂きました。ありがとうございました。 千恵さん:また楽しみにしています。 めぐさん:素敵なお話沢山ありがとうございました。とても元気が出ました。 神代さん:ユーチューブ見たけれど、とてもセンスがある。登録しました。仕事の依頼をさせて頂きたい感じです。 Kiyoo Yaji:とても魅力的なのでまたお話聞きたいです。

【最後に一言】 とても気持ちよくお話をさせて頂きました。とても良い日です。ありがとうございました。

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