2023年2月15日(水)「3ヶ月で自然に痩せる仕組み」野上浩一郎さんの意志力0で体が変わるダイエットGRアワー🏫ゲストを深堀り共和国🌎グローバル共和国 66

ゲスト:野上浩一郎さん、モデレーター:加藤まみさん、サブモデレーター:千恵さん、Yoshie  Sakagamiさん、妙高さん、松田映子さん、中村京子さん、議事録:沼尻淑子 MAX152/77人

【野上式ダイエットが広まるまで】
治療院で何も提供しないのは不親切だと思って、治療院でダイエットプログラム提供を始めた。ママさんたちから一気に口コミが広まって繁盛店になった。2020年コロナ第1波で院を2週間閉めた時にダイエットのプログラムをオンライン化した。遠方にも広まってダイエットプログラムを出版化。本は2022年1月にAmazon総合1位、楽天上半期健康総合1位になった。既存のダイエットではエビデンス系が多かった。きつい、苦しい、正論の本など。患者さんに寄り添う本があったらいいなと本を書いた。

【コミュ障を乗り越えて現在に至るまで】
一見、リア充できた人生に思われるが全く逆でコミュ障を抱えていた。幼少期、小学校は明るいスポーツ万能の男子だったが小5の時に父を事故で亡くし世の中の晒し者になってしまった。新聞や学年だよりにも載ってしまった。周りの大人に対する不信感が募り思春期をこじらせた。周りに心が開けない、信用できなくなった。仲良くなっても数分後に殴っている、などもあった。大学は音楽コミュニティに入って誰でも受け入れる懐の深い恵まれた環境だった。就職をして根本にあるものは解消されていなかったと気づいた。IT系業界で上司が職場がプライベートに踏み込んでくる人で関係性が上手くいかなくなって会社を退職。通っていた整骨院の先生たちが楽しそうに仕事をしていたので整骨院業界に入った。人のコミュニケーションに重大な壁を抱えたまま入ったので人間関係が全然上手くいかなかった。5、6年間、職を点々とする生活が続いた。職場で陰湿なイジメにもあって上手くいかなかった。

【人生の転機、師匠との出会いについて】
22歳の時『1日30分続けなさい』という本を読んで人生が変わった。勉強や仕事を頑張ることから逃げていたが、その時に知識を増やしていくのが楽しいと思った。コミュ障だと自分が努力すればするほど周りに嫌われることがあった。その本の著者と、ある治療院の方が対談されていた。治療院の方が弟子を募集しているというのを見て、浜松から埼玉に行って治療院の修行が始まった。治療院の師匠は患者さんの心理の言語化が卓越していた。「患者さんがお釣りを出す手が一瞬止まっただろ」とダメ出しされた。ちょっとしたコミュニケーションで人がどう考えるのか、詰められ考えさせられた。師匠は治療院を経営している人たちに対する勉強会も開いていた。パワハラ、セクハラ、何でもありの職場だったけれど徹底的にダメ出しをされる期間が当時の自分には必要だった。“これだからダメだったのか“と完全に自分に腑に落とすことが出来た。自分が変わるきっかけになったので師匠に感謝の気持ちをずっと持っている。「正しいことばっかり言っているから人を傷つけるんだよ」と師匠から言われた。心理学やコミュニケーションの本を年間100冊は読んだ。こういう時にこう言われるとこうなるというモデルケースを沢山蓄積していった。例えば女性は解決策を探してるわけじゃない。話を聞いて「大変だったね」と言えばストレスが解消される。こういうことを言ったら不快になる、とか。この人が上手くいってない、という所もわかるようになった。そうすると治療院のコンサルタントも出来るようになった。今でも悩みは尽きないが言語化出来るのでTo Doを積み上げていく。

【本出版の経緯について】
ダイヤモンド社はビジネス書で最高峰。新人著者の企画が通るのはあり得ないだった。世の中の30冊を調べて、“こういうのは売れている“、“こういうのはない“、“これをやれば10万冊いく“、というのを編集者さんにプレゼンした。人との関わり方を言語化し続けていた。この人の本を本にしてあげたいなぁというのをプレゼンした。ダイエットしている方は肯定感が低くなっている人が多い。ちょっとしたことでも行動したくなるものを言語化した。新人著者でも沢山の人に読んでもらえたんじゃないか、と思う。

【『3ヶ月で自然に痩せる仕組み』の本の要とは?】
・ステップ1:食べる時間を短くする
大抵1日14時間胃や腸に食べ物が入っているが、理想の8時間だとオートファジーが発動して痩せやすくなる。お肌も綺麗になる。スモールステップでいい。14時間→12時間でもいい。
・ステップ2:2、3日間オンでオフ1日
ベース食と娯楽食がある。ベース食は“マゴはやさしい“(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、椎茸などきのこ類、いも)+低糖質、高タンパク、良脂質(青魚、エゴマ油など)。
娯楽食は脳が喜ぶ太りやすい食べ物。高糖質(ご飯、小麦、甘いもの)、高脂質(クリーム、揚げ物系)高糖質×高脂質。太りやすい人は毎日の食べ物が娯楽食になっている。
・ステップ3:普段の体重や食べ物をノートに記録

8時間以内なら何でも食べていいですよはダメ。甘いもの好きな人やお酒好きの人にはやめないでと言っている。やめた時は上手くいっても結局元の食生活に戻ってしまう。3日坊主を繰り返しましょうと言っている。既存のダイエットは食事制限もあってきついし苦しい。リバウンドしてしまうのは単純にビジネスとして不誠実だと思った。

【読者からの感想タイム】
山中恵美子さん:最近痩せすぎてわからなかった、とみんなに言われる。ダイエットはことごとく失敗してきた。食べる時間を8時間以内にする。ほんのちょっと意識しただけで4、5キロ痩せた。リバウンドを繰り返していたり、食べる飲むのが好きな人でも続けられる方法。
野上さん:非日常、イベント的なダイエットはリバウンドする。やめるのがストレスになるのであればやめない。美味しい食べ物はコミュニケーションツールでもある。それを奪うと人生豊かではなくなる。人生の質を下げるのはダイエットのプロではないと思う。
ゆうかさん:ダイエットするというと絶対痩せなきゃと思ってしまう。3日間こっそり始めたら2キロ減った。野上さんの人として全肯定で関わるコーチとしての関わり方、だから信頼してやってみようと思える。実践して体感している最中です。気分もまたやろうという感じになる。本には写真が実際に載っていてわかりやすい。一家に1冊あるといいと思います。
加藤まみさん:本当にやってみようと思わせてくれる。野上さん式は医療でも取り入れられると思う。
野上さん:実際ダイエットに取り組まれて体験者の方が褒められてチヤホヤされているのを見るのが楽しい。

【最後に一言】
ダイエット指導している方が40、50、60代の方が多い。その方々は今まで太ったことがなかったのに何しても痩せられないという。筋肉量やホルモンバランスが変わる。今までと一緒の食生活をしていたら痩せられない。本購入者に動画を見られるリンクをプレゼントしている。体脂肪が燃焼する数値、動画、ダイエット数値記録。本購入者でその本を実践できる人2割、さらに継続できる人2割と言われている。ライン登録で行動しやすいようにしています。

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