死して。。。4話

 俺は仲間を探すことにした。
この際、なりふり構ってられるか、コミュ障なのは忘れるっ!
こんな所、なにがなんでも出てってやる!!
 ハロワ、、、じゃなくて酒場に行って受付に事情を説明すると、
奥の方を指さされた。
 そこには周りは酒を飲み盛り上がっている中、全員が下を向きお通夜の様に3人が座っていた。
二人は俺と同じで取柄もなさそうな感じ、もう一人は、、、フードを被っていてよく分からない。細身だが背はそう低くない。
どうせ選ぶ余地などない、俺は話かけることにした。
 すると、俺と似ている二人の内の一人はずっと下を向き何も返ってこない、もう一人は話は出来るのだが、愚痴の様な事をずっと初対面の俺に話しだして止まらない。
面倒くさい、他人の愚痴など聞いてられるかよ。
 埒が明かないと思い、フードを被った者に視線を向けた。すると
「4人揃ったね、行こうか」そう言い、立ち上がった。
行く?もう外に行くという事なのか?

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