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好きな音楽(17)東京事変



今回は私の永遠の青春である東京事変の紹介をしたいと思います。私が中高生くらいの時にかなり影響受けたといいますか...周りの吹奏楽部の子達にもかなり人気だった思い出がありますねー

当時はまだLIVEなんか行けるような歳では無かったので一回も観たことなく解散してしまったのが悔やまれるんですが、2020年にはなんと再始動してましたよね...伏線を見事に回収してて流石やなと唸っちゃいました。いやー...嬉しい

絵描いてる時には必ず聴いてテンション上げておりますし、大人になった今も聴くたびに色々な気付きを得られる底知れないバンドだなぁと思います。確か、初めて聴いた曲が大奥の主題歌だった"修羅場"だったんですが小中ぐらいのハナタレがきんちょにはもう...色々と衝撃🫨!
毎週毎週ドラマが観たいッッよりかは、その修羅場を聴きたくて最後までテレビにかじりついていた記憶があります。

私が感じる東京事変の面白さは、
なんといってもジャンルの垣根を超えたバラエティ色の強いサウンドだと思います。

アルバム毎に色が違うのは勿論、一度聴いたら
耳から離れないですし、イントロ聴いただけでも「あ、これ東京事変だな」と思う特徴の強さたるや...それに林檎ちゃん1人がワンオペしてる訳で無く、メンバーそれぞれが作曲もすれば作詞もするという多才ぶり...そういう自由なプレイスタイルってとても素敵だなぁと思いますね。

演者それぞれに見せ場があるってのが箱推しの私からするともう...たまらない!LIVEでもちゃんと各々が目立ってるので、林檎ちゃんも1人の観客として彼等の演奏を楽しんでるんだろうなぁとLIVEを観てるとひしひしと感じます🥰


「修羅場」

東京事変が2期になってから最初のシングルだったようです。この大人"アダルト"バージョンが特に大好き...浮雲さんのスパニッシュなギターで妖艶な雰囲気を演出してて何回聴いても沁み入りますねぇ〜...2分半から特に良き...このギター元々アドリブから生まれたみたいでそれには驚きました!歌詞も難解なんですが林檎さん曰く、「メロディが十分に饒舌であれば自分の中で要約していることや飲み込んで表面化しにくいことがあってもよしとする」という自分ルールで作曲なさってるみたいですね。確かに...素材が既に旨いもん!!



「OSCA」

事変のライヴ化けする曲と言えばこの"OSCA"と"FOUL"じゃないでしょうか?
最初聴いた時はイマイチよく分かんないなぁってのが事変あるあるだと思うんですが...笑(めちゃくちゃ褒めてます)
LIVEだとこの2セットがあるともう気分はMA・TSU・RI状態です!タイトルの由来は車好きの浮雲さんがイタリアのスポーツカーから取ったもので、曰く「漫画『ベルサイユのばら』に出てくるオスカルのような劇的なイメージもリンクしたのかもしれないし、『オスなのかメスなのか』という意味もある」とのこと。
ん?なるほど...曲の劇的な展開もまさにそれって感じで、後半の駆け抜けてゆくスピード感は尋常じゃないです。是非ポチっと



「極まる」

至高のLIVE映像から一曲。こちらも浮雲さんが作曲したものになるんですが...この艶やかで美しい旋律...入りからもう引き込まれちゃいますね。林檎さんの溶けるような歌声にサウンドの浮遊感が相まって夢を見てるような感覚になります。歌詞にある"碧"がステージを淡く彩っていて、皆さんが着ている衣装の鮮やかさも素晴らしいですね〜
クライマックスが特に必聴!



「能動的三分間」

この曲は3分きっかりに終わるので、ラーメンタイマーにずーっと重宝しています。何故このような楽曲制作に至ったかと言うと、「"ポップスのヒットチューンは三分"という黄金律で東京事変が曲を作ればこんなに格好よくなり、しかも売れる」というユーモアをまじえたコンセプトに基づき、作られたみたいですね。他にも色々なテーマがある実験的な作品なんですが、1番はムーンウォークを練習する為の曲だそう...笑
MVでは東京事変の皆さんが一所懸命に練習したカッコいいムーンウォークを見られますので、気になる方はチェケラって感じですッッ🤙



「勝ち戦」

初見はMステでのパフォーマンスを拝聴したんですが...もう聴くたびに勇気が湧いてくるというか...とにかく事変の英詞の曲ってオシャレで格好いいのが多くて大好きなんですよね...特にこの勝ち戦の和訳がどちゃくそ好きです。☟☟

「だれもわかっちゃくれないわ
私がどこにも属さないから
わかってたまるかってんだ
分類されるほどヤワじゃない
・・・なんてね!

ねえ、焦がされたいの
せっかくならシビレテいたい
明日は待ってくれないし
今日は今日にただ新しく

誰もわかっちゃくれないね
他人の隠された苦労なんて
評価はあの世で気にしよう
夢と現実の隙間だけが正しい
・・・でしょう?

うなされようよ、もっと
まやかしだって無いよりいい
仮令 昨日が嘘になっても
今日は今日でまた新しく

過去のわたしにおさらば
これが連勝の秘訣だよね
ようこそ新しい自分
明日にはもう居ない人

(2分15秒〜)見失いがちだけど
生まれつきの勝者は存在しない
ほら、ぼんやりしているうちに
人生なんて終わっちまうから

ビリビリしたいんだってば
たった今はシビレテいたい
思い出迷子は負けの始まり
いまを実感する者だけが勝つ」

特に2分15秒からの展開に加え、終わりまでの流れにこの歌詞と同様シビレまくっちゃいます。別に何かこの世で大成してやるぜ!って気持ちは特に無いのですが...笑 この曲を聴いてると今、目の前の時間を大切に生きなきゃいかんなと心底思います。思うだけです。でも何か自分が夢中になれることをひたむきに続けたら、昔よりも今の自分をもっと好きになれるかなぁなんて...(遠い目)



「落日」

この曲は事変の中でも名曲に位置付けられている有名な曲。もう何回聴いて泣いたことか...大好きです...。林檎ちゃんの昔飼っていた猫ちゃんが亡くなった時の心情を綴ったものだと言われておりますが、真意はわかりません。冒頭は優しいピアノから始まり、その旋律が命の儚さだったり、寂しさをとてもドラマティックに弾き語っていて、ただただ美しいです。一応歌詞も☟☟

独りきり〜のところから徐々に音が開けていくんですが、それが夜明けのような明るさを表していてとても前向きな気持ちになります。
歌詞にもある通り、彼女の考え方や思想は昔から一貫していて素敵だなぁとしみじみ。出逢った事も別れてしまった事も"偶然"なのだから、哀しみに囚われてはいけないとそっと寄り添ってくれるような素晴らしい楽曲ですね。


ではでは今回は「東京事変」でした〜。
まだまだ絞りきれないので第二弾やろうと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました〜🥰


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