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道具の紹介2 ハリオ ドリッパーMUGEN

今回は、ハリオのドリッパー MUGEN(無限) について紹介いたします。

結論 簡単な手順で均一な味を再現でき、クリアで飲みやすいコーヒーを手軽に淹れられる道具です。


特徴

このドリッパーの特徴は、お湯を1回で注ぎきり、抽出するというところにあります。
一般的なドリップは、少量のお湯で蒸らし、そこから何回かに分けてお湯を注ぎ抽出する方法です。
いろいろな抽出が出来る反面、味のバラツキがでやすく、難しさを感じる部分でもあります。

この部分を解決したのが、このMUGENドリッパーです。
一度にお湯を注ぐだけなので、手軽に安定した味わいを作ることができます。

デザイン

多くのドリッパーはカップのような持ち手がついていますが、
MUGENは板のような持ち手(ホルダー)になっています。
おしゃれなデザインです。

V60と比較するとリブ(溝)の数が大きく違います。リブが少ない分、濾紙がドリッパーに張り付き、抽出速度を遅くしてくる効果があるそうです。

大きさは4杯用のドリッパーと同じくらいのサイズですが、これで2人用のサイズです。

ハリオ MUGEN
ハリオV604人用との違い

抽出

中挽き~中細挽きの粉を用意し、粉を20~25gを使用します。
お湯を約15秒の間に240~300㎖注ぎます
注ぎ終わったら、後は落ちきるまで待つだけです。

注ぎ終りは、濾紙全体に粉が張り付き、きれいな円錐型になっていれば成功です。

一気にお湯を注ぎ切ります
最後は、粉が濾紙全体に張り付いています

スッキリとした味が特徴的でした。香りや甘みは出ているのですが、雑味をほとんど感じません。
普段は濃い味わいで飲むことが多いので、少し物足りなさを感じる部分もありますが、この味わいが好きな方も多いと思います。

少し高めの温度、多めの粉、挽き目は細め、この条件に変更していくと、
また違った味わいを楽しめそうです。

参考
今回の抽出は
粉 20g 中深煎り
挽き目 デロンギ デディカ 10
お湯 83℃ 270㎖
注ぎ時間 22秒
時間 約1分45秒

まとめ

ハリオ MUGENは簡単に均一でクリアな味わいが特徴の道具です。
デザイン性にも優れ、見た目もかっこいいです。

ハンドドリップを始めたい若しくは、始めたばかりの方
簡単に淹れたいと思う方には最適の道具だと思います。

MUGENを使って、また違った抽出方法を試してみるのも面白そうです。

たくさんの道具でたくさんの味を楽しむのもコーヒーの面白さです。
次回、また違った道具でコーヒーを淹れてみたいと思います。


読んでいただき、ありがとうございました。


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