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【POGヒストリー】vol.6:2004-05年 日本近代競馬の結晶が登場

はじめに

ぼくは今年、POG参加25年の節目の年になりました。
そこでこれまでの25年間の歴史を、愛馬とともに振り返っていこうと思います。
みなさんの知ってる名馬も出てくると思いますので、楽しんでいただければ幸いです。
これまでのバックナンバー
vol.1 1999-2000年: https://note.com/lovely_auklet755/n/nbd7041909f1b 
vol.2 2000-01年: https://note.com/lovely_auklet755/n/n6be0e1d96ec4   
vol.3 2001-02年:https://note.com/lovely_auklet755/n/nb949b0ec9d68  
vol.4 2002-03年:https://note.com/lovely_auklet755/n/nc77a050d9fe4  
vol.5 2003-04年:https://note.com/lovely_auklet755/n/nb2a47bae3b5b 


POGヒストリー 6年目

POG6年目。
去年、ナムラビッグタイムを指名して、初めて勝ち組になれた私。
調教時計に注目し、2ハロンの時計と、厩舎の調教法を把握し、勝負の調教をつかみ、それにあてはまる馬を選ぼうとしたのが、この年でした。

ドラフト前の2ヶ月くらい、著名な調教師の調教の習慣を研究してました。
ちなみにこの前の年からぼくはNHKの土曜スタジオパークで働き始めました。ちょうど1年たって、時間に余裕が出来はじめたんだと思います。

グランドPOG

この年のグランドPOGは2年目。参加者は1人、土スタのディレクターを加えて9組に。初年度に金額があまり動かなかったことで、ルールを少し緩和。2つ変更点が。
まずは今のエース制度がスタート。エース指名した馬の賞金が倍に。
さらにサンデー産駒を1頭だけ指名していいことに。

そんな中、ぼくは指名した10頭中、9頭が滑ったんですが(笑)最後の1頭が爆発したんです。
それがマイネルレコルトでした。この馬が18780万叩き出し、なんとか24485cのプラスで終われました。総合では3位。
優勝したやつは、はい、日本近代競馬の結晶を指名していた編集マンでした。
1位が+190,760c、2位が+107,870cの中でプラスで終われたのは、ホント良かったです。

マイネルレコルトについては、こちらへ↓
https://note.com/lovely_auklet755/n/n33f5fce114c2

本チャンPOG

さて、本チャンのドラフトです。
この年から2枠もたせてもらいました。
アホなので、ナムラビッグタイム1頭当てたぐらいで、過度な自信を持ってしまったようです。
たくさん取れば当たりが増える、という今も抱く理論が確率した年です。

この年のドラフト参加者はなんと24組!キャスターも10人、みの、河崎さんももちろん参加です。
この年の話題ナンバーワンは サムライハート。
父 サンデーサイレンス 母 エアグルーヴ というスーパー血統。
ただし、ここには行きませんでした。

1位で紙に書いたのは、ボールドサイレンスとキングストレイル。
ボールドはモノポの橋口厩舎で、スウィフトの弟。
大好き社台RHで15000万の募集価格。そりゃいくでしょ。
一方キングストレイルは天下の藤沢厩舎、サンデーRの7000万。
この年、なんと19頭も指名された藤沢先生のナンバーワンと言われていました。
なんたって24組中、6組が藤沢厩舎が1位なんですから。
それだけタマが揃っていた証拠です。

ボールドは見事単独指名に成功したものの、
キングストレイルは抽選ハズレ!これには焦りました。
2回目の入札に書いたのは、同じく橋口厩舎の金子さんの馬。 グッドネイバー。セレクト1億2000万の高馬です。
しかし!なんとここでも抽選に!うそでしょ!

しょうがなく指名したのが アドマイヤジャパン。
父サンデーサイレンス 母ビワハイジ のマイ血統。
残り物には福がある、というじゃないですか!

ぼくと同じく、2回抽選負けのみのさんと、河崎さんが3回目の抽選でまたかち合う(笑)という始末。みのさんが21番、河崎さんが22番を引き、みのさんが勝ち取った馬が、ブラックタイドを兄に持つ、母ウインドインハーヘアの牡馬。はい。
この馬こそ、日本近代競馬の結晶、ディープインパクトでした。

当時のPOG本 ディープインパクト

1位は牡馬のクラシックを狙ったので2位はまず、相変わらず下手くそな牝馬クラシックを。
サクセスビスケットを選択。
はい。もちろんくそ馬でした(笑)

しかしここからは違います。もう一つの2位には、
調教がとんでもなかった外車を。しかも開幕デビューじゃないですか。
指名したのは エイシンヴァイデン。
これから始まるエイシンパーティーの最初です。
新馬→フェニックス賞を連勝し、小倉2歳を1番人気で4着した後、野路菊Sも勝って、賞金は年間で5350万。これはお見事でしょ。

3位ではこれまた調教理論にはまったツルマルオトメとビッグタイガーの早だしコンビをさっさと指名。
いっさいクラシックをみない指名ですが、オトメが2910万、タイガーが2750万をゲット。
充分でしょ。調教間違いない。

4位はマイネルエザットはスカ。でももう一方のオーヴェールは、2位のエイシンのデビュー戦のライバル。 これでいいじゃん!と、取ったら、デビュー戦はエイシンにやられたものの、勝ったも同然と陣営は世代最初のオープン(当時)のラベンダー賞を使って勝利!結局3645万稼いだのでOKだよね。

5位はこれまた調教時計の良い、エイシンどっちか理論のエイシンサリヴァン指名。
これが2130万獲得。
もう一方はマイネルどっちか理論のマイネルハーティー。
いやこれがまた大当たり。
2歳だけで7戦オール掲示板2勝して朝日杯4着。開けて3歳はNZTをぶっこぬき圧勝生観戦!9675万も稼いじゃった。

6位はサンライズタイムはスカったものの、もう一方の ヴァーミリアンが大当たり! 年末のラジオたんば杯2歳Sを勝っちゃった!
これは馬体がギッラギラで、母方血統がスカブー系で走る血筋。牧場でもかなり動いてたから狙ってたんだよね。
7位はこの頃からやってた、地方馬のコスモディアレストと、外車でよく見えた コメンドタイム。両方スカりました(笑)
8位ですが、ブライアンズタイムどっちか理論のギャラリートークは滑りましたが、 もう一方のプライドキム。
これが大変。明らかに調教動いててダートでもいいから、早だしたがら指名したら、 なんと2歳で4勝!兵庫JGPから全日本2歳優駿を連勝!
もうそれだけで十分! 7740万でG1勝っちゃった!
9位も大変!うっかり色気の出たハイエストフォースはカスでしたが、もう一方の スキップジャックが大当たり!これは後で!
さあ最後は力尽きて、 ヒカルゼットと スマートギルドは両方スカ(笑)

ボールドサイレンス1位チーム


アドマイヤジャパン1位チーム

しかーし!ボールドサイレンス1位のチームは前期の新記録となる22220万!年間で26385万!
アドマイヤジャパン1位のチームは年間で32490万!
総合で3位と6位となり、 +572,240c!夢あるよね?

アドマイヤジャパンについてはこちら↓
https://note.com/lovely_auklet755/n/nd1466e2ea7b4

スキップジャックについてはこちら↓
https://note.com/lovely_auklet755/n/n2bd9ef51c2a2

河崎さんの指名馬リスト

河崎さんはこの年から偉業を始めます(笑) 基本8頭はさっぱりでしたが、 モンローブロンドが3000万稼ぎ、インティライミが、なんとダービー2着!
合計で 22320万稼ぎ+139,800c。

美野さんの指名馬リスト

そしてみのさん。ディープインパクトを指名して、37510万稼ぎ、
+480,360c!でもね、 このペーパーの恐ろしいところは、みのさんが優勝できなかったこと!
エアメサイア、ローゼンクロイツ、マイネルレコルトを指名した方が、38415万となり、 +502,080cに。

みのさんはキンカメ、ディープと連続指名でダービー連覇して、
GallpoPOGにもこんな風に載る始末。

しかし、実は2つ持ってた私が最高獲得で実質優勝だったんです。
なんと、11組もが、マイナス6桁というすごい年を、私は、あれほど勝てなかった重賞6勝で圧勝したのです!
調教とはすごいツールであることを確信したわけです。

この年のPOG本


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