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車の話③

今回は去年書こうと思っていて、書きかけだった宿題みたいな記事を書こうと思います。
それは車の事故の話なのですが、事故と保険の話になってしまっていますが、良かったらご覧下さい。

車に乗る上で1番の心配事は、やっぱり交通事故かと思います。
自動運転や自動ブレーキの性能は年々進歩していますが、まだまだ事故0を実現出来るレベルには達していません。
私は若い頃に交通事故を経験していますが、人生で1番のショックな出来事だったと思います。

自分が大怪我をしてしまうリスクも有りますし、同乗者や相手に被害が出てしまう事も有るでしょう。
もし死亡事故の加害者になってしまえば重いペナルティを課されますし、精神的にも相当キツイものが有ると思われます。おそらくそこで人生が終わってしまうでしょう。

事故の加害者になる可能性はドライバーならば全員に有る訳です。そんな事にならない為に細心の注意をはらって運転をしなければいけないのですが、人間なので油断や慢心はつきものですよね。油断が無くても体調が悪くなったり集中力が切れる事も有るでしょう。
考えれば考えるほど、運転するのが怖くなってきます。

そこで大抵の人は任意の自動車保険に入る訳ですが、この保険もまた曲者だと思っています。
そもそも自動車に乗る為には強制的に保険に入らなければいけないのですが、そこにプラスして任意の保険に入らなければ、通勤等で車を使えないのが一般的です。その任意保険ですが、年齢や自動車毎に細かくリスクを分けて保険料が決められています。若い人や高齢者では保険料が高くなり、事故を起こす事が多い車に乗ると保険料が高くなります。そして事故を起こせば、次の年に支払う保険料は値上げされます。
そして自分の車の修理を賄う為の車両保険を付ければ、さらに保険料はグンと高くなります。

車両保険を使う為には免責金額を払わなければいけないですし、最大に保険会社からお金を出して貰えるとしても、事故を起こした時点でのその車の価値分しか出して貰えないので、新車で買った車を事故で失った場合、その時点での中古車価格を元に貰える金額が決まるので、保険で貰えるお金だけでは同じ新車を買うことは出来ない訳です。しかも保険を使えば翌年から保険金は高くなります。

他の普通の保険の感覚だったら、「事故で車が廃車になった場合は300万円を受け取る。」というような契約を結ぶ事になると思うのですが、わざと事故を起こす可能性が有るからなのか、そういう契約では無いですね。

しかも掛け捨ての保険ですから、無事故で契約を終了した場合、返ってくるお金は有りません。自動車の車両保険はあまりにも保険会社に有利で、ドライバーには不便なものになっていると思います。

とても便利な自動車ですが、色んなお金がかかる事と、それ以上に人命に関わる様々なリスクが有る事を今一度肝に銘じて、安全運転を心がけたいと思います。

皆様も運転する時にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

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