コミュニティに入りたい・・・？

20代30代の頃のことを思い返すと
私は本当にハードに仕事をしながらも
かなりの割合で
仕事後に遊びに出かけていた。

地元の友達や同級生と
お酒を飲みに行ったり
食事に行ったりするのはもちろん、

自己啓発系の塾に通ったり
ネットワークビジネス系のコミュニティに入っていたり

ミーティングと称した
ビジネスプランの説明会に行ったり
そこに 人を連れて行ったりしていた
こともあった。

その繋がりがあったからこそ
単に会社員として生きているだけでは
出会えなかったであろう人たちとも
知り合いになれたり
人脈が広がったとも言えるので
過去の出会いに
ひとつも無駄は無かったと
今でも とても感謝している。

ただ、コロナになって
人と出会えなくなった時気づいたことは

その多くが、
「無理して出会わなくても良い人」
だったこと。


正直、それには自分でも驚いた。

毎日のように人と出会っていたのに
楽しいと思って、会いたいと思って
出会っていたはずなのに、
実は「行かないと仲間外れになるから」とか「行くことしか選択肢が無いから」と
私自身が思っていたんだ・・・と、
自分の気持ちに気づいた。



結果、コロナを理由に、
人付き合いが、かなり狭くなったし、
実は私って「友達の数」は
とても少ないことが分かった。


そして、「会いたい人」だけに会って、「行きたい場所」だけに行くようになった。

出かけるのが面倒になったというか
歳を取った・・・
ということも言えるだろうけど、

自分が誰と会い、何をするのか、
どこに行くのかという自分の行動の
ひとつひとつを「厳選」するようになった。



そして、コロナが終わり、思ったのは、

「あーラクちん」・・・・
人付き合いっていうのは
本当に面倒なんだな
ということを実感した。



ただ、最近は、何ひとつ、
コミュニティに所属していないのは
「寂しい」とも感じるようになった。



周りを見渡すと、身近な友達が、
ビジネスセミナーや
任意の検定や資格、有料コミュニティや
オンラインサロンなどに所属して

全国各地の「仲間たち」と
つながっていたり、いわゆるインスタライブ的なことをしたりしている。

何だか楽しそう・・・



いいなあ・・・
得意の嫉妬心が出てくる。

インスタライブ・・・
私もすれば良いんだけど、
何について喋るの？

誰か、ゲストに呼んで欲しい・・・
とか思ったり。





そうだ！私もどこかに「所属」すれば
良いんだ！

ただ、興味がある分野のコミュニティは　参加費が30万とか60万とか！！！？？

みんなそんな高額を出して、
コミュニティに所属しているの？　

私の知らない世界・・・。驚いた。

それって、
セミナーの主催者のカモになっている
だけじゃない？　素朴な疑問。


以前、関わっていた
ネットワークビジネスコミュニティは、
ビジネスモードが無くなった人は
輪から外される疎外感を感じていた。

お金を払って、月会費を払っているから繋がっているだけの関係性。

表向きは「わたしたち仲間だよねー」という空気が楽しそうだけど、

月謝で繋がっているコミュニティっていうのも、ちょっと悲しい。



でも、うらやましい。
コミュニティの一員としての「居場所」

しがらみが無い全国各地の人だから
こそ、その距離感が快適に思えるんだろうし・・・



特に、仲良くしている近い友達が、
そのコミュニティで楽しそうにやっているのを見るのは辛い。

わたしと仲が悪くなったわけではないのに、嫉妬心が出てくるのは、独占欲？



変なの！！自分に失笑してしまう。



コミュニティに入りたいんだな。
私も。

高額は支払えないけれど、
昔そうだったように輪の中心にいたい。

中心では無くても、再び、楽しい
「居場所」があったら、また違うのかな。

それとも、やっぱり面倒なものなのかな・・・・・・　　

行ったり来たりの気持ち。
それも また わたし。