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『言葉にしたらすごかった』と将来言っている自分へ

言葉に出してみたくなった日

今朝、小暮太一さんの『すごい言語化』を読了し、重い腰を上げてようやく初投稿。気持ちや考えの整理をするにはアウトプットがいいというのはよく言われることですが、「何」を「どう」アウトプットしようかと迷い続けてアカウント作成からあっという間に2ヶ月が経ってしまいました。

とりあえずなんでもいいから書けば何を伝えたいのか見えてくるのでは、とも思いましたがなんのために書くのか方向性さえ定まっていなければもちろん書けない。

ですが書く内容はさておき、過去の経験から日々なんとなく思考して行動していることを『言語化』してみたい(なぜ自分はこう考えるのか、この行動をとるのか)、無意識下に心に秘めていることを自分の言葉で表現していきたいと思い、言語化する練習として書き始めることにしました。
(自分の思いを言葉に出して、意図する内容を誰かに正確に伝えるって難しい・・)

言葉の力

私が言葉の力、思いを言葉にすることの大切さを肌に感じたのはドイツ留学時代です。
「空気を読む」「人の気持ちを察する」などといった文化は全くなく、感じたことはきっちりと言葉にして伝えなければ(しかも直球で)相手に伝えわりません。

「あなたはどう思う?」「日本ではどうなの?」と言ったようにドイツ人(アジア圏以外の人)と会話すると、ただ相槌を打つだけではすませてくれません。小学校の頃から発表したり、意見したりというのが大の苦手だった私には初めての試練でした。

ドイツ人大学生の議論好きには心底驚き、90分の授業を過ぎてもなお白熱したディスカッションが繰り広げられていたのを今でも鮮明に覚えています。
当時、彼らは自分の思いを言葉にして伝える能力が長けていると思っていましたが、後天的に身についたスキルなんだと今は思います。

選ぶ言葉、伝え方で人に与える印象はガラリと変わります。
言語の壁があっても自分がどう考えるのかを自分の言葉で必死に伝えようとすると相手も真剣に聞いてくれるし伝わるものだと身をもって感じました。

言語化することの目的は?

なぜ言語化したいと思ったのか、目的は二つあります。
まず一つ目は、自分の思考方法、行動の動機を過去を振り返りながらじっくりと考え自己理解を深めたいと思ったからです。「なんとなくこう思うから、なんとなくこうすれば良さそうだから」ではなく「なぜ今こう考えるのか?なぜこのような行動をとるのか?」と考え、「なんとなく」を分解したいと思ったから。

というのも、家族や友達、仕事仲間と話していると、
「しっかりしてる」「話していると刺激受ける」「考え方を尊敬する」と言ってもらえることが多いのですが、自分的にはなんとなく話していることなのでなぜそう言ってもらえるのかハテナ?と思うことがあります。
(自慢でもなんでもなくただただありがたい話)

なぜハテナ?となるのか?それは自分的に言語化できていない思考だから、と『すごい言語化』の本を読んで気づきました。なのでなんとなくで蓄積されてきたものに目を向けたいと思いました。

二つ目の理由は、大学卒業後からぼんやりと「将来は起業したい!会社勤めで終わりたくない」という思いがありました。
そして昨年秋、妊娠を理由に(正確に言うと転職活動のために退職を申し入れたら数週間後に妊娠がわかった)会社員生活に一旦ピリオドをうち、さていよいよ起業に向けて舵を切っていこうかという状況になったのですが、肝心なビジネスの内容が定まっていません。

自分には何ができるのか、人より少しできることで誰かの「困った」を解決したり、誰かを幸せにできることは一体何?と考えるにもやはり言語化することが必須だと感じました。
深掘りして考え言語化していく過程をここに残していきたいと思い、ようやく今日書き始めたというわけです。

完全に自己満かつ、誰かのお役に立てる内容ではないかもしれません。
だったら自分のメモ帳に書いたらどうなのと言われてしまうかもしれませんが、誰かに見られている(かもしれない)という強制力と圧を自分にかけるため、また「人に伝える」ための練習も込めてこちらに書くことにしました。

苦手意識の克服

前述した通り思いを言葉に出して人に伝えることが苦手なため、学生の頃に課題として課せられた読書感想文は何を書いたらいいのか分からず苦手でしたし、社会人になってのプレゼンは大の苦手。ガチガチに原稿準備しなければ本番に臨めない。臨機応変に対応しながら話し、堂々としている人を心底尊敬しました。

ですが私の苦手意識は、「言葉にすることや感情表現が苦手だ」と自分自身に暗示をかけてしまっているのかも、向き合うことから目を背けているだけなのかもと思い、言語化する練習を重ねることで克服できるかもしれないという仮説が思い浮かんだわけです。

決意表明

決意表明というととても堅苦しいのですが・・
・「なんとなく」を分解・言語化して自分を知る
・過去の経験や思いを振り返り言語化してみる
・起業するためのビジネスのタネの発掘
・誰かに伝えることを意識したアウトプットの練習
・苦手意識の克服
といったことを目標として自分にプレッシャーをかけ過ぎず、乱文ではありますが綴っていきたいなと思います。
(全く違うことを書くかもしれないし、方向性が変わるかもしれませんが。笑)

一歩踏み出すことに意味がある!(noteを始めたこと)
潜在意識として眠っているものを言語化してみる!
これらのことを少しずつ実行し、1年後なのか数年後なのかに、「言葉にしたらすごかった!」と言える変化が未来の自分に訪れていることを願って。


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