「君には期待しているよ」と上役から言われたら・・・
だいぶお久しぶりの投稿になりました。
そろそろちゃんと描こうを思いながら早2ヶ月が過ぎてしましたした。
さて、ランダムな投稿になりますが、タイトルのような
「君には期待しているよ」
を上役(上司)から言われたらどうですか?
・めちゃくちゃ嬉しい!
・背筋がぞっとする・・・(気持ち悪い)
・なんか裏があるんじゃないか・・・
などなど
捉え方は人それぞれですね。
捉え方は、その人とどのくらいの人間関係があるかどうかにもよりますね!
さて、
この言葉をかけられたのは2001年に前々職の住友金属の鹿島製鉄所へ
再赴任したときのことでした。部長が歓迎会をしてくれるというので、
参加してみたら、部長、室長、参事と私のごく少人数でした。
場所は記憶ないのですが、静かなお座敷(料亭ではありませぬ)。
前提として、
・私 33歳
・当時 結婚 子持ち
・出向先から呼び戻された(呼び戻してくれた)
・プロジェクト経験者
・コミュニケーション下手
・人付き合い下手
・酒飲めない
・無理、我慢をする
・本心を言えない
けれど
・ちょっと負けん気が強い
・全てをネガティヴに捉えてしまう
ような私
だから、部長から
「君には期待しているよ!」と言われた時
嬉しいというより、
「コマとして機能させようとして、そう言っているんだろう」(期待=部長の本心ではない)
ように思っていました。私は上部の発言だけに囚われて、心からこの部長に向き合っていませんでした。
部長のことは、以前から、同じプロジェクトで知っていましたが、部長の良い面を見ずに、自分に不利益が被ったときのネガティヴな感情しか残っていませんでした。
だって、京大出身だもの。気位が高い(気がする)し、何を相談しても、「こんなことは考えられんか??」のような反対意見や宿題しか出さないような人。
のように認識していましたから。
でもね、「君には期待しているよ」は
本心
だったかもしれないことがわかるときがありました。
それは、自分が会社を勝手に辞めると言った時のことでした。
部長に呼ばれました。
まぁ、怒られるんだろうな!と思って、部長室へ入りました。
当然怒られました。が、
「なんで相談しなかったんだ!お前には期待してるって、言うたやろう!なんでそれがわからんかったのや!!!!」
てな感じで。温厚な京都人のしゃべりも
怒り
に変わり、それは、最後の「愛情?!」だったのかと思いました。
むしろ、
「え?!相談してよかったの???」
と。そして、相談すればよかったと後悔。
大企業の部長という職にいたら、きっと、いつも、厳しい顔になってしまうのでしょう。上からは厳しい要求、部下からはいろいろいってくる。私は部長をやったことがありませんが、部長も忙しいから、部下ひとりひとりに手がかけられない。
でも、
遠くではいつも(部下のことを)見てくれていた
と思っています。
もし、あのとき、人間(心理・行動)についてもっと学んでいたら、あんな反逆のような考えは起こしていないかもしれません。
とはいえ、もう後戻りできず、前へ進むしかありませんでした。
部長は、最後に
「何があっても、がんばれよ!」
と言ってくださいました。
感謝&涙・・・・
さてさて、
何があればよかったのか?
それは
相手の発言の
肯定的意図
を捉えてみること。
もし似たような体験をしていて、悩んでいる方は
あのクソ野郎め!
と思ってもいいのですが、
同時に
相手の発言・行動の
「肯定的意図」
を見つめると
何かかヒントが得られるかもしれませんよ!
ついでに、当時の私の部長のような
自分とは異なる人
がいることも知っておくとよいかもしれませんね。
むしろ、リスクヘッジの天才の意見をくださる人として、
拒絶の対象にはならなかったことでしょう。
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