行きつけのお鮨屋さんが閉店して寂しい
昨日行きつけのお鮨屋さんにいったら
お店を畳まれていて
ほんと凄くショックだったんです
練馬区の大泉学園駅からすぐの「立花鮨」さん
親方が昔気質の職人さんで
派手な宣伝とかはあまりお好きではなかったし
あたし自身
あたしの長年の憩いの場だったのもあって
いままで名前を出さなかったのですが
もうご迷惑も掛けることもないし
偲ぶ気持ちも込めてお名前を出させて頂きます
さて
こうツイートして出かけて小一時間
お店の前で閉店の張り紙を見たときの衝撃たるや…
あたし立花鮨さんでコハダの味を覚えたんです
子供の頃…
めっちゃ子供の頃に食べたコハダの味を覚えてて
たった一回きりだったのですが
それを食べたのは多分練馬の方…
いや大泉学園駅の近くだったな～とか曖昧な記憶のまま
大人になりまして
自分のお金でお鮨屋さんに行けるようになって
コハダが食べたくなって
ホントに直感というか勘で立花鮨の暖簾をくぐったんですよ
そして頼んだコハダが
子供の頃に一度食べたきりのその味だったの
覚えてたあたしもすごいけど
何より味が変わってない親方の腕がすごい
それからもう通う様になりまして(*´ω`*)
もちろん年中行けるわけではないけど
月に一度は行けたら嬉しいくらいのペースでね
あたしは大人になっても
転居が多かったので通えなかった時期もあるんですが
それでも通える範囲に住んでいたら
できるだけ足を運ぶようにしていたのです
飛び飛びだけど
子供の頃はたった一度だけど
それでも何十年もずっと馴染みのお鮨屋さんって
あたしの中ではなってて
その立花さんが遂にお店を畳まれることに…
想い出の味といえばここだった
コハダといえば握り、お造り、巻物です
あたしは2歳の頃に母親を失っていて
いやそれに同情してくれってわけじゃなくて
単にいわゆる母親の味ってのは知らない
って言いたいだけなんだけど
その代わりってゆうと変ですけど
一番の想い出の味は立花鮨のコハダなの
上にも書いた通り幼少時の一回きりの味を覚えていた上に
おとなになってアテもなく探して
偶然見つかった"逸品"だから
完全に記憶固定されちゃってね
(そんなわけもあって
他人には教えたくないみたいな部分もあったんですが)
そのお店が遂に無くなってしまったのだ
そりゃさみしいですよ
あたしにとっては唯一無二だったしね
想い出のお鮨写真を何枚か貼っておこうっと
元気だけど畳んだそうです
張り紙を見てたらふとすこし戸が開いていまして
中から女将さんがふと出てこられたんです
あたしが「え？嘘でしょ…！？」とか
繰り返し言ってたからかな？笑
でまず一番最初は親方の身体を心配したのね
しちゃうよね普通
だけど何があったとかではないけど…って仰られて
したっけお店の中に親方も居たのね
麦茶をごちそうになりながら
少しの間お話をさせて頂いたけど
とりまご病気で畳んだわけではなかったの
それがほんと嬉しかった
ご病気とかではないけども
親方80歳なんだって
元気ではあるけど体力がさすがにきつくなったと
親方は仕入れにいつも
豊洲までご自身で行かれていたんだけど
築地よりさらに遠いでしょ
そうゆうのもあったみたい
左上が築地で中央下が豊洲
この距離の負担がどれだけ違うか…
全然遠いからねほんとに
本当に今までありがとうございました
最後ということもあって
お写真を撮らせていただきました
60年間の現役生活
本当にお疲れ様でした
これからはゆっくりお二人で
元気にお過ごしください
あたしにとってお鮨といえば
築地の有名店でもどこでもなく
大泉学園の立花鮨さんでした
ありがとうございました！！！
それにしても
あたしこれからお鮨食べたい時どうしよう…( ;･∀･)
立花鮨さんを超えるお店なんて見つかるかしら
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