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事故報告

交通事故、後日①

保険会社の担当者から、その後の報告として電話が入った

相手側はまだ意識が戻っていないこと
そのため、相手の家族は一方的にこちらが100%悪いと主張し
一言の謝罪もないのはどういうことかと言っている、と聞いた

人として苦しんでいる人がいることは本当に辛いが
一旦停止せずに後方左側から突っ込まれ、擦って転倒された身としては
何をどう謝罪すれば良いのかわからない

あの時、右にハンドルを切り、反対車線へはみ出して止まったが
もしも、そこに対向車がいたら、と考えたら
恐ろしさが込み上げてくる
なので
一方的に悪いと言われても、あたられた災難としか思えない身としては
何もできません、と答えるしかない

このままだと相手に対しても支払いしませんというしかないので
弁護士を立ててくださいと助言しようと思います、担当者は話していた

そして「逮捕についての謝罪はありましたか」と聞かれるが
そんなことは一言も、と答えると
「腹たちますね、なんですか、それは」と憤っていた

それは、そうなんですけど


そして、今日の午後は、車の傷の撮影のために警察へ向かう

助言された通り、警察署に入る前に2台の携帯とボイスレコーダーをオンにして
建物に入った

しばらく待たされた後、担当者が来て、車庫へ移動し、保管車両の確認に立ち会った

道すがら
「保険会社は、ようしてくれるか?」と聞かれが
「どうでしょう」と言葉を濁した

「これからやけど〜」
今日の写真は10分ほどで終わること、これから保険会社とのやりとりは
メモしておく方が良いこと、来月には検事からの呼び出しがあるが、
交通事故では示談が進んでいるかどうかが大事になってくるので
うまく進んでいれば、あなたの罪を軽くするように
動いてくれるはずだから、と言われた

あなたの罪

うーん

やはり、飲み込めない塊

あなたの方が優先道路だからね、とも言われた

でも
確か、逮捕されたんですよね?私

そんなの、事故現場ですぐにわかることじゃない?
でも、逮捕されたんだよね?


納得できない思いのまま、かわいそうな愛車のところへ行く

写真撮影するのを見ておいてと言われて
椅子を出してもらい、座って撮影する様子を見た

全ての撮影に、5分程度

その後、自分のスマホでも撮影した

ミラー外にペンで書いたような擦り傷、左側面に薄い引っ掻き傷、
左後方によく見ないとわからない擦った痕
側面下の方に、薄く擦ったような跡が2箇所

大好きだった愛車は、おんなじ顔をしてそこに居た
正面から見たら、何もわからないし、横の傷もよく見ないとわからない

最後に、相手のバイクの傷を確認をして撮影は終わった

何も聞かれなかったので
「このバイクが、相手の体の上に乗っていたんです。」
「これを持ち上げて、反対側に倒したんです。重かったけど、ドンって。」
と、もう一度伝えるために説明した
「そりゃ、重かったやろ」と言われた

車は動くので、持って帰ってもらっても良いとのことだったが
まだ運転はしていないので、都合をつけてから連絡します、と伝えた

車は乗ることなくレッカーで移動し、
裁判になった時のために、修理せずにおこうと決めているので

釈然としない状態で、「今日は、もう帰って良いからね」と15分程度で終わった

「相手は、100%こちらが悪いと言っていると聞きました。警察から聞いた話で、と
言っていたそうです。」と保険会社からの話を伝えると
「そんなん警察は言うてへんで。保険会社のカマやろ」と言われた

一体、なんなん、これ

Amazonで頼んでいた「本人訴訟」の本が届いた
これでも読んで、気持ちを落ち着けよう

あー気持ち悪い






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