見出し画像

寄り添うこと、振り返ること




昨夜遅く、LINE WORKS に連絡が入った


保育の保護者から、薬を持参するので飲ませてほしいと依頼されたが

薬は預かれないと伝えたら、上の人を出せと激昂されたという



このれを見て、いくつもの疑問が湧いてきた



誰が、どのように対応したのか

傾聴することはできていたのか

判断の基準は正しかったのか

正しくても、伝え方は適切だったのか

相手の気持ちに寄り添う言葉を選び、対応することができたのか



入園時のしおりに預かれないと書いてありますとか

医療行為になるので出来ませんとか

出来ない理由なんて、いくらでも言える

それをそのまま伝えるのなら、子どものお使いでしかないだろう


判断できる者がいないと言って

相談してきた相手の気持ちを考えずに一刀両断したら

相談は怒りの苦情に変わるのは当然である



子どももお年寄りも

対人援助に関わる職員が、専門性を放棄したら

専門職や資格職の存在価値は無い



基本的な報連相ができなかったことも、傷を深くした

判断の基準ではなく、判断のレベルを取り違えたから

ことは大きくなってしまうのである



初めての子育て、初めての親業で数年しか親になっていない保護者に

しっかりと話を聞いてあげることは出来なかったのだろうか



結果が変わらなくても

自分の思いを受け止めてもらえたと感じられたら

一緒に方法を考えるよと、言ってもらえたら

次の方法を探そうと思えただろうに



保育現場で働いていた自分も

我が子に喘息が出て内服や吸入が必要になった時はパニックになった

そんな時に、寄り添ってくれた先生の対応は嬉しかったが

受け入れを渋る教員がいることもわかったので

小学校からは主治医の意見として、対応方針を詳細に書いて提出した


だからこそ


怒りをぶつけたくなる保護者の気持ちも、よくわかるのである




明日は、きちんと話さなければならない



自分たちは 

何のために働く専門職なのか


なぜこうなったのか

振り返る作業をしていこう



























この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?