見出し画像

本当の幸せ



今年3月に起きた交通事故
加害者扱いで拘束された、人生最大の衝撃的な出来事

その後、検察から全く連絡が来ないので、
電話連絡をして確認した

結果は

不起訴

担当検事の説明を聞いて、電話を切った後
ホッとして、ポロポロ涙が溢れでた

起訴されたら、その方がいい
司法の場で、はっきりと決着をつけよう
その上で、どんな結果でも受け止めようと思っていた

ずっと、不安な状態だった

だから、ホッとした

その結果の、涙である


納得はしていない
満足もしていない

私が最も嫌なことは、
自分らしくなくなること
自由がなくなること

この嫌なことツートップが、強制的に行われた体験だったから
人生最大の汚点とも思える体験である

この出来事が、自分に何を教えようとしているのか
まだまだよくわかっていないけれど

本当に辛い時に、支えてくれる家族がいて
家族以外でも、親身になってくれる人が側にいる
これがわかったことが、本当の幸せなのだと思う

検察からの折り返し電話は職場のデスクで受けた
電話を切った後、絶句してポロポロ泣いている私の姿に
驚いた同僚が駆け寄ってくる

彼女は、事故後、一番最初に電話した相手で
警察で暴れた(?)夫と同じくらい
怒ってくれた人である

不起訴やって、と伝えると
「そんなん、あたりまえやん!はじめっから言うとるやん!」
「むこうが間違っとったのに、何いうとるのよ、なあ!」
またもや怒りながら、
今度も一緒に泣いてくれた

納得はしていないし
満足はしないけれど

こんなふうに、言ってくれる人に恵まれている

本当の幸せを

私は、見つけたよ










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?