言われたことしかしない問題

今日も、夜にオンライン勉強会

タイトルは、「言われたことしかしない問題」について
主にミドルマネジャー対象で、少人数で話して考えた

今の課題が「やりすぎてしまう部下たち」なので
この問題の対象者があまり浮かばなかったのだが
考えてみると、やはりこちら側の問題だったと思う

引き起こしているかもしれないと考えることや
本人を巻き込んでいない現実
自分の配慮や見立てが足りないかもしれないという事実
そういえば、と思えることばかりである

問題があると思えることも
逆説的に考えるとこちらの問題になる

そんな視点を持っていられたら
躍起になって解決しようとしている問題は
実は簡単に処理できるような気がしてきた

親しい友人が、失敗した部下に対して
「ごめんね、伝え方が悪かったね」といつも言っているので
それは、ちょっと違うんじゃないか、と思っていた
そんなふうに言う事が、傲りではないかと感じることもあった

けれど、そうではないと知った
出来る人は、出来ない人への教え方を知らない
自分がしてきたやり方しか知らないから
出来ない人に上手に伝えることはできない

出来ない人に教えるには出来ない人がわかるように伝えること
何度も何度もあきらめずに伝えること

上手に教えられないけれど
あきらめずに伝え続けることならできそうな気がする
伝わらない失敗を何度も繰り返して
どうしたら失敗するかを沢山経験する
そしていつか
失敗しないところへ行けそうな気がする

言わないことしかしない問題

やっぱり、深いなあ