私のための「きんぽうげ(ウマノアシガタ)」のフラワーエッセンスが完成した。
里山の自然の中で過ごした時間、そのプロセスと余韻を細胞中で味わいながら…
翌日はもう東京に帰宅する日だった。
もう一度、エッセンスを作った谷を訪れ、お別れの挨拶をした。
みんなで写真を撮ったり、語ったりしていたら、パラパラと雨がふってきた。
なんとも気持ちのよい雨だった。
たった2日前に初めて訪れたその場所は、不思議なくらい、もうすっかり馴染みのある、大切な場所になっていた。
その場に居合わせた人たちの笑顔とともに。
そこへ行って時間を過ごすこと、関わること、体験することの大きさよ!
ところで、きんぽうげの英名「バターカップ」で検索して、最初に出てきたのが、ディズニーのトイ・ストーリーのキャラクター。
なんてかわいいユニコーン!!!
鼻の穴がハート!!
あの時、きんぽうげの花の上でペガサスに見えたのは、もしやユニコーンだったのか?!
なんて思ったけれど。
羽があるから、やっぱりペガサスかな。
なぜ、ここにペガサスが登場したのだろう?
ペガサスは私にとって何なのだろう?
ペガサスが意味することは何だろう?
帰宅後、しばらく旅の余韻に浸り、長距離移動の疲れを癒した。
その後、十分に日常に着地したと感じた頃から、自分のために作ったこの「きんぽうげ」のフラワーエッセンスを飲み始めた。
そうして「私のきんぽうげ物語」は、見える世界から見えない世界へと続いていった。