マガジンのカバー画像

アグニモリーの植物観察ノート

11
ゲーテ・シュタイナー的植物観察を学び、1つの植物を観察しました。 選んだお花は、植物療法の1つである「バッチフラワーレメディ」で使われているお花の中の一つ、アグニモリー(西洋キン…
運営しているクリエイター

#ひっつき虫

アグニモリーの植物観察⑥果実編

花は下から上へ、らせん階段を上るように咲いていった。先端のほうの花が咲く頃には、下の花は実になりつつあった。つぼみの形が、果実のもとになっている。 花が咲き終わってしぼみ、少しずつ萼が大きくなり、棘のあるベル状の実になっていく。 英名の「Church Steeples(教会の尖塔)」はこの形からきているのだろう。 果実をスマホのマクロレンズで撮ってみた。 棘の先がカギ型になっているのがよくわかる! これがひっつき虫となり、人や動物にくっついて種が運ばれるのだ。なるほ