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奈良-大阪散歩

歴史地理学が好きと言うと高尚な感じですが、
ただ古道を歩くのが好きなだけです。

コンビニにすぐ寄って、水分補給とか出来るので、
出来れば街中の古道とかが良いんですが、

昔と数メートルも違わず全く同じ道かというと 正直よく分からないですね。


太平洋戦争前後の航空写真であれば、国土地理院のHPで見れるので、
ここ70年位での 街や道筋の変遷を考えて街中を歩くのも、結構楽しめはします。

その点 山や峠の方は一本道なので、
"あー昔の人もここを歩いてたんだ"と思えてそれも良いものです。

なので、生駒山の暗峠を抜けて、奈良平城京と大阪難波宮を結ぶルートで歩こうとしたんですが。

ちなみに、このルートの東大阪のエリアは、縄文~奈良時代の当時の古道ではありません。
当時は海が内陸の方まで入ってきていて、現大阪平野部は湾でした。

行きたかったルート

出発地で美術館に寄り道してて時間を食ったのと、

靴の選択を失敗してスポーツタイプのスニーカーで行ったら疲労が溜まって、

その2点で途中挫折しました。

奈良出発で西に歩きましたが、

生駒山を降りて東大阪に到達点したところで、
近鉄の線路を見かけた瞬間に心が折れました。


日曜日で、晩にF1の中継もありましたし、
ええぃやめだやめだ、と。


秋に涼しくなったら、トレッキングシューズでリトライですね。


昔の人はわらじとかで登ってたんですからスゴイですよねぇ。

ゴム底の靴はいて「疲れた」とか言ってる場合じゃ無いんですよ。

挫折しても水平24km 累積標高550m位は歩きましたから、
サラリーマンの週末運動としては上出来でしょう。

そもそも、
京-京を歩いてまたぐというロマンは挫折しましたが、
古道を歩くのは達成したわけで、
暗峠も体験できたので満足です。

暗峠頂上のこの石畳は、いつの石なんでしょうか。
(江戸時代以前のオリジナルの石が残ってるのなら良いですね。)




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