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Beatles UK盤EPの変遷を追ってみよう④(レーベルまとめ)

UK盤EP変遷③からの続きです。

さて①〜③で一通り眺める事が出来たと思いますので、今回はそのレーベルの変遷を、表に纏めてみました🎵
↓↓↓

【UKオリジナル盤】
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                           🟪   🟦    🟨   🟥   Tax
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Beatles' Hits     -    PA    △    下     KT
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Twist&Shout     ―     PA    R     下   MKT
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Beatles No.1    ―      PA    R     下     KT
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All My Loving   △     PA    R     下     KT
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LongTallSally   〇     PA    R     下     KT
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青Hard Day's    〇     PA    R    下     KT
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赤Hard Day's    〇     PA    R    下     KT
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For Sale            〇     PA    ⓟ   下     KT
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For Sale No.2  〇     PA    ⓟ   下     KT
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Million Sellers 〇     GR    ⓟ   下    KT
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Yesterday        〇     GR    ⓟ   下    KT
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NowhereMan 〇     GR     ⓟ   下    KT
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MMT               〇     GR     ⓟ   下    KT
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【'80年代再発】
AllMyLoving  ―    EMI     ⓟ  円周  KT
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*△は、そのレコードの発売が表記の移行期であった為、記載の有るものと無いものが存在します。
(「THE BEATLES' HITS」の「RECORDING~」記載ありver.は未入手)

🟪は「―」が表記なし。「〇」は表記有り。

🟦「PA」"THE PARLOPHONE~"
「GR」"THE GRAMOPHONE~"
「EMI」"EMI RECORDS~"
で始まる事を示す。

🟨「R」→"RECORDING FIRST PUBLISHED 19XX"表記。
「ⓟ」→"ⓟ19XX"表記。

🟥「下」はレーベル下部に記載。
「円周」はレーベル円周に沿った場所(リム)の最後に記載。


レーベルに関するまとめ

まず🟪部分「SOLD IN U.K.~」については、表記移行期である「ALL MY LOVING」から始まり、最後「MAGICAL MYSTERY TOUR」まで途切れることなく記載されている事が見て取れます。

🟦のレーベル円周近くのリムに書かれている文言が
「MILLION SELLER」より、"THE PARLOPHONE~"から"THE GRAMOPHONE"へ変更。
以降オリジナル盤に関してはGRAMOPHONEリムが最後のマジカルまで続いているのが分かります。
また、'80年代再発の頃は「EMI RECORDS」に変更となっているのが確認出来ます。

🟨の表記は、1965年発売な「BEATLES FOR SALE」を境に「ⓟ」表記となっています。

🟥に関しては、オリジナル盤は全てレーベル下部の表記。
一方'80年代再発なものは、この表記がレーベル円周上の一番最後尾に移動している。

■Tax Codeに関しては、全てKT。
「TWIST AND SHOUT」は"MKT"になっているけれど、これはMTからKTへの移行期に、MTへKを追加する事でKT扱いとする措置のためで、MKT=KTの扱いとなります。

(ただ、TaxCodeに関して注意点がひとつ。
詳しくは『All My Lovingオリジナル盤と後発盤(Beatles UK盤EP)』にも記述しましたが、
実は最後のALL MY LOVING再発にも盤のランアウト部分に、本来ならある筈のない「KT」がありまして💦
謎ではあるんですが、可能性として当時の金型をそのまま使ったが故にKT入っちゃった説とか、憶測は飛び交うのですが、ハッキリした理由は分からず…。なので、KTがあるからと言って安心するな!ということにしておきます(笑))


以上の事を踏まえると、
その発売時期で違いはあるものの、オリジナル盤の条件というのも自ずと見えてくると思います。
少なくとも🟦がEMIであった場合と、🟥が円周上にある場合は、
再発と言えるのではと思います。

UK盤EP変遷⑤(最終回)につづく

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