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僕らが新たな〈現代思想家〉になる方法、とか。
昨日から僕は、『現代思想入門』を読んでいる。
また千葉雅也に助けられた。
この本は「人生が変わる哲学。」というキャッチコピーだけど、僕にとってはそのとおりになりそうだ。
家族とか、職場での人との関係とか、パートナーとか友人とかとの関わりの中で、いろいろ思うことがありますよね? 誰にでも。
で、そのいろいろ思うところって、誰とも共有しづらいですよね? そうだし、「自分、考えすぎだろ」と、あきらめてもいた。
ところが、そういうワチャワチャしたことを、緻密に切り分けて考える人がいる。哲学者たち。すごい。
それから、「脱構築」という言葉について、いちばんわかりやすい説明に出会えた。思想史がやっぱり大事だっつう結論。
僕らじしんが新たな現代思想家になるための四つの原則。そんなことも説明してあって、おもしろい!
千葉雅也の文章は迂遠なところがなくて、ほんとに浸みこみやすくて、かつ、忘れた頃に前に書いてあることをちょっと差し挟んでくれたりもして、サクサク読めるし、同時に味もあるという、離れ業。マエストロ。
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