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登場人物の"yearning"を掬いたい。

Now Write!: Fiction Writing Exercises from Today's Best Writers and Teachers という本に載っているエクササイズに則って、毎日書くという企画を始めたところなのですが、二日目にやった、Robert Olen Butler の Through the Senses というエクササイズがとてもいいんです。登場人物の感覚を通して、彼らの深い欲望、渇きを探っていく・・・というものです。

で、ずいぶん前に Robert Olen Butler の本を買っていたことを思い出し、読み返してみました。

ペーパーバックも電子版も買っていました!心酔するの、これで二度目なわけだ!

第三章が "Yearning" についてです。"yearning"、いい言葉ですよね。渇望という意味ですが、かわき、と呼ぶ方がしっくりきそうです。

〈yearning/渇き〉のことを、わたしはすっかり忘れていました。忘れたまま、書いていました。

まだわたしも確かなことは言えないのですが、登場人物の渇きに知らんぷりするのではなくて、そんなもんないでしょ、とうそぶくのではなくて、ちゃんと見据えよ、と。蓋をするな、と。だろ?と。

そう Robert Butler は教えています。

で、明日からはこの Butler本を第一章から精読したいと思います。読みながら なにか短いものを書くかもしれないし、過去に書いた断片を、渇きの観点から書き直すかもしれない。

というわけで、Now Write! の三つ目のお題へは進まずに、Butler を読みます。

ではまた。チャオ。

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