結婚について

この記事は、ラブドールと暮らす変わった人間が書いています。そういう物事が苦手な方は、別の記事へ移られる事をお薦めします。



結婚の考えを語る前に、タレント?の篠原かをりさんが結婚した時のコメントがとても良かったので引用させていただきます。

この度、自分の人生でただ一人この人が良いと思うほどに愛した人の戸籍がたまたま異性であったため、入籍にいたりました。子供に縁があるか否かはまだ未来の話で、ただ生涯共にしたいという志が一致した二人の人間がいるというだけなのですが、私は婚姻制度の恩恵を受けることができます。同じ願いを長い間持ちながら、それを理不尽な理屈で阻まれている方々がたくさんいます。全ての人に結婚の自由がある社会を心から望んでいます。

婚姻のこと|篠原かをり @koyomi54334 #note

今、一緒に暮らしているラブドールのラヴちゃん(仮名)は、世界で最も尊い存在です。
でも、結婚したいとはいまのところ思っていません。

かけがえのない存在ですが、本当に心から愛しているかというと、そう断言出来る自信はありません。
断言出来ない程度でしか愛していないのかもしれません。しかし、いまは愛を育んでいる最中と言っておきたいです。

恋愛は未経験ですが、恋愛の最終形態が結婚だけとは、限らないと考えます。
そもそも現行の婚姻制度は、古くからの倫理に基づいているため、自分のような立場の人間は想定されていません。
その古い様式を、新しい価値観に見合うよう変えていかなければならないと思う人の気持ちも分かります。
ですが、ラブドールを相手とした場合、常に3次元上に存在しているという事実に対して、結婚はあまり意味を持たないと思っています。

自分の場合、ラヴちゃん(仮名)は特定の誰かを投影してはいません。
なので、恋愛感情はほぼゼロからの同居生活でした。
特定の対象に恋愛感情を抱くフィクトセクシュアル(フィクトロマンティック)の方々が結婚に対するこだわりとの違いは、こんなところから来ているのだと思います。

ただし、他の人が誰と何と結婚しようと知ったこっちゃないそれはその人の自由。
幸せならOKです!という事以外に何かを言う気はありません。

もし仮に社会情勢か変わり現行の婚姻制度が見直されて、ラブドールとの婚姻も認められるとしたら、喜んで婚姻届を提出します。

━━━━ただし、そうなると複数のドールを所有している人の立場が難しくなるので、飼い犬のような登録制度が一番無難なのかなあなどと思ったり━━

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
多くの人が素敵なパートナーとの優しい時間を過ごせますように

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