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少人数Unityゲーム開発の進め方

この記事は「ョョョねこAdvent Calender2020 」の19日目の参加記事です。

こんにちは。趣味でゲーム制作をしているLovedelicです。日ごろのUnityゲーム開発の記録を記事として公開しようかなと思っていた矢先、友人からの強いお誘いがあったので参加を決めました。タイトルにも題した通り、今回は私が少人数でのゲーム開発の際にこうしたほうが良いな、と思ったことを、かなり簡単にふわっと書き連ねていこうかなと思います。※自分も方法は模索中かつ、ローコストな方法を意識しています。※ョョョねこっていったいなに…?

[作り始める前にやる事]

・目標設定をしっかり行い、達成する覚悟を持つ。一番大事なことだと思います。どこまで開発すればゴールなのかをきちんと定めましょう。そのゲームを公開する事なのか、技術検証を行う事なのか。明確であればあるほど良いです。個人開発でよく聞くエタる(開発中止)結末になってしまうと、複数人開発の場合、メンバーにも申し訳なくなります。キックオフの際、十分話し合っておきましょう。

・メンバーの役割を決める。当然といえば当然ですが大事です。おそらく、メンバーはこういうことができるから、この役割を担ってもらおうというイメージのもと招集されていると思うのですが、そのメンバーの数か月先までのスケジュールや、力量、癖を改めて把握しその上で役職を決めましょう。
(場合によってはサブなど)その上で、ゲームの開発ができそうだという見極めが出来たら進みましょう。

・どんなゲームを作るか決める。企画書を書いていきます。コンセプト、開発環境、ゲーム仕様、ゲーム概要、ストーリー、等。作りたいものを具体的にしていきましょう。ここで、メンバーとすり合わせてブラッシュアップしていくと、一体感が生まれていいかんじです。

2019.10.16ホラーゲーム企画会議資料(Lovedelic)

[複数人開発環境]

・おすすめの開発環境について。私のプロジェクトのゲームエンジンはUnity2018.4.20f1を使用しています。 メインの作業を担当する私が一番触った経験があるエンジンになります。また、チームメンバーでUnityProjectをgit共有する際、MicrosoftのAzure DevOpsをリポジトリにしました。このサービスは個人開発であれば5人までを作業者として、容量無制限かつ無料で使用できます。データ容量が大きくなりがちなUnityと相性が良く、オススメです。gitを触る際は、メンバー全員が視覚的に理解しやすいようSourceTreeを使っています。進捗は、pullしてもらうことで確認できるようになっています。これらを連携しチームメンバーにもセットアップしてもらいました。

[開発の会議場所]

・Discordです。メンバーが常用していたのでこれを選びました。無料のボイス・テキストチャットツールでとても便利です。会話ログはサーバーの全員が最初から閲覧できチャット部屋、テキストチャンネルを作れます。項目ごとにまとめたり、会議をすることが多いゲーム開発にとても重宝します。以下は、ゲーム制作時に使用したチャンネル項目です。製作途中でも面白い技術や資料があれば、参考に出来るように資料チャンネルを作ったり、企画会議でのチャットを議事録として残したりしています。シナリオテキストなどは推敲が多いため外部ツールで保存していましたがリンクをチャンネル内で共有しています。

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[いざ開発!]

ここまで終わったらあとはゴール地点に向かって開発を進めていくだけです!完成させる覚悟のもと、バリバリ進めていきましょう!モチベーションの維持にはメンバーの評価や、体験版の公開、進捗発表が効果的です!皆様の手からゲームが羽ばたくことを願っています!(私も開発途中なので頑張ります!)

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