初めて夢の中で逢えた
昨日の早朝のことでした。
ようやく、本当にようやく、夢の中で亡き妻に逢えました。
葬儀から5週間以上過ぎました。夢の中では家内に逢えるだろうと思っていたのに、一度も夢に出てきてくれませんでした。
同じ病気で奥さんを亡くされた遠方の知人はよく奥さんが夢の中に出てくると話されていました。
家内が入院中にその話を伺っていたので、当然夢の中では逢えるだろうと期待していました。
ところが、昨朝まで一度も夢に家内が出てくることがありませんでした。それどころか、夢を見たという記憶がありません。(実際は見ているのでしょうが)
たわいの無い夢でした。
家内の笑っている写真を飾りたいと思って探すのですが、適当なのがありません。
そこで、「今から撮ろう」ということになって、家内の写真を撮ることになるんです。
死んでしまったはずの家内が目の前にいて微笑んでいるんです。(夢ですからね、訳の分からない状況は生まれます)
何枚も撮ると、それがいつの間にか横長のフォトスタンドの中に収まっているんです。5~6枚あったでしょうか。どの顔にも笑みがあります。
嗚呼、できた!
と思ったら、もう家内はいなくなっているんです。
一言も言葉を発してはくれませんでした。
なぜ?
と思いました。
悲しくなりました。
でも、初めて出てきてくれたのだからと思い直し、「ありがとう」と心の中で呟き、毎晩でも出てきてくれていいからね、と念じました。
そして、昨日のウォーキング中は、その夢のことばかりを何度も何度も思い出していました。
★5月10日追記:
早朝に、家内が亡くなって以来2回目の夢を見ました。
なにやら書類に書き込まないといけない何かの番号か数字があって、それを記入するのを手伝ってくれました。
たったそれだけの夢でした。
それでも、久し振りに夢で逢えたことを素直に喜びました。
最後までお読み下さりありがとうございました。これも一期一会のご縁と思います。今後ともよろしくお願いいたします。