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クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第34話

2023年 10月 19日(木) 

夏が過ぎて秋になって、冬に入り口に立っているようだけど
ビールのイベントはまだ続いています。
ビールって夏のイメージ?
いやいや、クラフトビールは季節ごとの楽しみ方があるのです。

先日の日曜日は地元商店街の子どもまつりに出店。
地元のみなさんに愛され親しんでもらえるブルワリーを目指しています。

三鷹界隈、ケヤキやイチョウがゆっくり色づいてきてますね。

2007年12月
国分寺の夜
日本のクラフトビールにハマる


前回より、武蔵野多摩エリアのクラフトビールの変遷をテーマに
書き留めていこうとしています。

みなさんは、いつどのようなシュチュエーションで
クラフトビールに出合ったでしょうか。
僕は、ベルギーを筆頭に海外のいろんなビールに興味があって
アイリッシュパブ系でビールを楽しみ親しんでいました。

その頃は中央線沿線、小金井に住んでいて、
国立の職場に通っていました。
ちょうど中間の国分寺駅近くにクラフトビールの店が
オープンすることを耳にしたんです。
まだまだSNSで情報をゲットする時代じゃなくて
どこかで飲んでいた時、誰かから聞いたんでしょうね。

2007年12月、オープンしたばかりの
国分寺「BEER CAFE  ガンブリヌス」へ(以下、ガンブリ)。

ここでクラフトビールにハマっていくわけです。
ハマるきっかけとなったビールの1つは
「箕面ビール」のW - IPA。
(きっかけのビールを聞かれると必ず答えています)


箕面ビール W - IPA

現地へ行かなくちゃ飲めない時代


今でこそ、北は北海道から南は九州まで、
全国あちこちのクラフトビールが流通していますが
当時はお店で飲める種類なんて、ほんの一部。
いろんなスタイルを飲むには、ブルワリーを訪ねるしかなくて
ハマった僕はごく自然にブルワリーを目指していました。

最初のうちは東京から行きやすい「湘南ビール」や「富士桜高原麦酒」
さらに僕の故郷にある「いわて蔵ビール」……
とにかくいろんなビールを飲みたい気持ちが止まらなかった。

東京のクラフトビール店の古株をあげるなら
両国の「ポパイ」でしょう。
1995年にエチゴビールを導入して、翌年に
「全国の地ビールを飲める店」を掲げています。

ガンブリがオープンして、
東京においては
「東のポパイ、西のガンブリ」
仙台の「ダボス」も同時代から名高いビアバーですね。
続いて、
2006年オープンの「うしとら 壱号店」など、
ぽつりぽつりと増えていく……

ブルワリーへ行く
新しくオープンするクラフトビールの店をめぐる

僕のクラフトビールの遍歴は、
そのまんま日本のクラフトビールの変遷と重なるんだと
こうして思い起こすとあらためて思えてきます。

ひさしぶりに飲もうかな、W-IPAを。

(続く)


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