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『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』の原画がデジタル販売される新しい世界線

デジタル資産の売買(NFT)的なことを、日本で誰が一番やるべきかといえば、なにせ集英社さんですよね。『ONE PEICE』があり『ベルばら』があり、当然『ドラゴンボール』もあれば『鬼滅の刃』も控えてるわけで。

電子書籍黎明期から、集英社作品の販売用電子書籍のデータを作ってきた岡本さん(業界的には金八さん)が、どんな感じでデータをアーカイブしていったのかというのは、たまたま全巻一冊というプロダクトで『NARUTO』の販売をお手伝いしたときに、色々うかがうことができました。

このデジタル販売まわりについては、黎明期に大変な時代がありまして、ご苦労されて今にいたっていることを聞いています。

電子コミック市場は十分に育ち、単に電子書籍のデータとしてのみ、原画の価値を見出すのではなく、より付加価値の高いところを目指すというのが、冒頭に紹介した記事の述べているところかと思います。

アーカイブの観点で言うと、保存・ノウハウ継承・資産化というそれぞれの目的があると思うのですが、この保存したものを資産化するNFTが定着化すると、マンガやコンテンツ産業全体のビジネスはまた次のフェーズに行くと思います。

先日開催したIMARTでも、このあたりのアーカイブ関連については語られました。

デジタルなので売りやすく、でもデジタルなのに販売数を絞り込むというのは面白いですね。

そのキーテクノロジーがブロックチェーンなわけですよね。ここは、日本コンテンツメーカー勢としては注力して、作家に還元していきたいところです。

このあたりは、先週【btokyo ONLINE 2021】というカンファレンスで、「マンガアートとNFT、ファンエコノミー」というテーマで話されたみたいです。アーカイブ見れるのかな。

ここに登壇されている、メディアドゥ・MyAnimeListの溝口さんには、IMART2021でもジャパンコンテンツの海外展開というテーマで、周辺情報について語っていただきました。

集英社の岡本さんにも、前回IMARTR2019でアーカイブの話をしていただいたのですが、現在動画の調整中であります。

いずれにせよ、このデジタル資産の売買(NFT)まわりは注目のジャンルですね。

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