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ラブコCATSの通院オンパレードと投薬の試練〜

猫を病院に連れて行くのって大変ですよね。

自分ちの猫だって、勘のいい子は早々に不穏な空気を察知して逃げたりするわけで、ましてや人馴れもイマイチなラブコCATSたちを病院に連れて行くのはかなり大変です。普段はゆったりとして居心地の良いオープンスペースも、キャリーに入れないと入れないといけないとなった時は、本当に苦労します。

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個室に追い込めたらまず安泰なんだけど、これがみんななかなか入らないんですよー(涙)「あの部屋に入ったらヤバイ!」と認識してしまったらしい。そしてニンゲンが一人だと猫との追いかけっこが永遠に続くわけです。
なので、通常は二人体制。一人が猫を追い込み、もう一人が2Fとかに逃走しようとする猫の進路を塞ぎ、なんとか個室に追い込んで、そっからさらにタオルと洗濯ネットを駆使してキャリーに入れております。もうこの時点で汗だくです(笑)猫もびびってお漏らししちゃったりして、大体カオスです。

そっからさらに私の場合は病院に連れて行くという任務があるわけですが、凶暴な猫でも任せられる先生の病院は車で片道1時間。いつも混んでいる病院だから予約もなかなか取れなくて、どうしようもない時は、診察の合間合間にねじ込んで診てもらっている(先生ありがとう!)ので、猫を預けて夜にまたお迎えに行ったりしないと行けないわけです。

お触りOKな猫や、健康診断的なやつ、計画的な抜歯とかなら近くに良い病院があるのですけどね。

思えば、7月の下旬くらいからなんだかんだ毎日病院に行っております。
ピロシキの抜歯、くるみの抜歯、カレー子の小腸オペ、タイ哉がまさかのFIP、とこれだけでも結構ヘヴィーでしたが、さらにピーナッツ嬢が肺炎で入院、紅ちゃんが膀胱炎と通院のオンパレード。
それに加えてうちの子の通院もあるので、病院に行ってない日の方がレアな感じになってきてしまっております。

ラブコのオフィスCATS15頭とうちに6頭、総勢21頭だからまあ仕方ない部分はあるんだけど、それにしても最近は猫たちの不調が続いちゃってます。

そして通院の後は大体投薬が待っている!

うちの猫も6頭(うち2頭はラブコCATSだけど)のうち、4頭が毎日薬を飲んでいて、そのうち2頭は毎日点滴もしないといけません。シニアが多いから猫もお年を重ねると色々あるよね。

ラブコのオフィスCATSもカレー子と紅ちゃんに投薬が必要なのですが(ピーちゃんも退院したら投薬あるだろうな。。。)、カレー子は良いこでぺろっと薬を飲んでくれるから楽勝なんだけど、紅っこがねえ。。。
さわれない子だからできればちゅーるとかそういうのに混ぜてぺろっと飲んで欲しいんだけど、1日で薬入りだってことを学習しちゃって、うまい具合に薬だけ残すようになってしまいました。

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「これ毒入りじゃね?」


膀胱炎だし薬は絶対に飲んでもらわないと困る。前回2週間効果のあるコンベニアを打ってもらったけど1週間で再発しちゃったし。
絶対に飲ませるためにはタオルとかでぐるぐる巻きにして直接お口の中に薬を入れないといけないのです。しかも朝晩2回(笑)!

ぐるぐる巻きにするのもなかなか大変ですが、やるしかない。
これがスキンシップになってお触りOKの猫になるかもしれないという淡い期待を抱きつつ。。。

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紅ちゃんは過酷な野良猫時代を長く送っていたから、なかなか手強いのです。
投薬がトラウマにならないといいんだけど〜!

ちなみにうちのナツメグお嬢さんも毎日の補液と朝晩の投薬が欠かせないのですが、保護当時はめっちゃパンクな女子で、THE 凶暴女子でした。昨年末に尿道閉塞を起こしてしまい、何度も病院に通ったり薬を飲ませたりやってるうちに、なんか以前よりも信頼されてるような気がしています。

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むっつり顔が可愛いなっちゃんもかつてはキレッキレでした。

入院中のピーナッツは、病院の先生そしてスタッフの皆様がぐるぐる巻きにして給餌したり投薬してくれております。本当にありがたい。。。

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そう言えば、このぐるぐる巻き方法を教えて?くれたのも津山先生でした。
今から10年くらい前、私がまだ個人で保護活動していたときに保護したデルコという黒猫が膿胸になってしまい、当時まだ勤務医だった津山先生が担当してくれたんですが、オペのあと、自発的にご飯食べない、薬飲まないデルコをぐるぐる巻きにして薬入りの缶詰ボールを作り、口にポンして飲ませていると動画が送られてきました。
それ以来、人馴れしていない猫に薬を飲ませるときはこのぐるぐる巻きメソッドを真似させてもらっています(笑)(モンペちゃん、ミケジョもこれやった)。

人馴れしていないパンチが飛んでくるような子は、病院の負担も大きいと思います。どんな猫でも手厚くケアしてくれる先生には感謝しきれません。
そして津山先生のすごいところは、なんだかんだ10年間の間に私が連れて行った猫たちのこと、ほぼ全員把握してるんです。

正直通院続きでどっと疲れることもありますが、夜遅くまで懸命にケアしてくださっている病院の皆さんからのLINEと、魂削って歌っている宮本さんの姿を見ると私も頑張らねば、と思います(笑)

ラブコは保護猫の頭数決して多い方じゃないけど、今はこれ以上受け入れたらちゃんと責任を全うできる気がしないな。。。100頭近く抱えている保護団体さんとかほんとすごいと思います。

ラブコCATSたちをちゃんとケアするには体力、気力、そして財力が必要です!

Speaking of which, LOVE ME SHOPで医療費応援セットなども販売をはじめました(すでに応援してくださった皆様、ありがとうございます!)
まだまだお金かかりそう(爆)なので、引き続きどうぞよろしくお願いします!



よろしければラブコCATSにギャラをお支払いいただけると、猫たちが喜びます!