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諸行無常、ラブコ引越しagainの経緯 その2 -解散も出てきた話

こんにちは。今村です。
前回に続いて、移住することになったドタバタを綴っていきます。
赤裸々に内情を晒してしまうのですが、ラブコやっている以上、仕方ない。
応援してくれている皆様に、説明義務があると思うので腹を括って書こうと思います。


ラブコどうするんだよ

そんなわけで、突然の移住したい宣言を受け、いろんな選択肢を頭の中で考えまくりました。多分、近年で一番頭使ったんじゃないか。。。まあ、頭使ったというか、人生と向き合ったというか。当たり前のことが当たり前じゃなくなり、「諸行無常」を痛感したわけです。結論としましては、私も移住する、ことにしました。
今のマンションは、うちのけろ君を保護したのがきっかけで、当時会社員だった私の名義で買いました。そんとき、だんなはフリーランスになったばかりでローンとか組めなかったし。なんでも思い立ったらすぐ、の性格なので、なんの計画もなく、賃貸を探していたけど、猫OKで条件の良い賃貸は家賃も高くて、そんなら買ったほうがいっか、と1ヶ月くらいで購入を決めたのです。会社員で、まだ30代だったし、リーマンショックの前で、マンションって結構簡単に買えるんだね、なんて思ったりしておりました。

引っ越す前の賃貸マンションがとにかく日当たりが悪くて、けろくんが陽が差し込むわずかな時間帯に窓辺に行って一生懸命日光浴している姿が不憫で、とにかく日当たりが良くて明るい物件がいい、と選んだわけです。
立地的には会社への通勤の許容範囲な所、保護活動を考えると車は必須なので駅近よりも駐車場がある物件、と選んだわけで、別に特lにこの地域が好きとか街に愛着があるというわけではありませんでした。なので、別に引っ越しするのには特に抵抗はなかったんですが(もちろん思い出の詰まった家を離れるのは寂しいけど)、問題はラブコですよ。

ラブコがただの会社だったら別にいいけど、猫がいるわけです!そして私は一応代表理事。自分の責任下で保護した猫たちをほったらかして移住するなんて、あり得ない。まだ里親さんが決まっていない猫たちが10頭以上いる。
その子たちは家族を見つけるか、自分で引き取るかしないと会社を畳むわけにはいかないんですけど。
移住するのはいいけど、せめてその時間がほしいから、最低1年は待って欲しいと伝えました。


山ちゃんに伝える

とにかく移住するという計画は決まったので、山ちゃんにまず言わなくちゃ。で言いました。
ケイコヤマシタは一瞬驚いた顔をしてたけど、割とすぐに「仕方ないですね」みたいなことを言い、「私は絶対に代表理事はやりたくないから、猫たちの家族がみんな決まったら解散がいいんじゃないですかね」と言ったと思います。
今回の移住の話が出る前に、私と山ちゃんでは時々将来どうすっかね、みたいな話もしていたのですが、私たちもそんなに若くもないし、ずーっと同じことはできないから、どっかで区切りをつけないといけないよね、なんて話はしていたんです。私自身、3年前に病気が見つかって入院したんですが、一旦は治ったし元気だけど、再発のリスクも抱えてるから猫の頭数を増やすことには以前より慎重にならないとな、と思うようになっていたんですわ。
いずれは若い人にラブコを引き継いでもらいたいね、なんて話もしていたので、「とうとうその時が来たのか」なんて思ったりもしたり。
ですが、あんまりにも急で、しかも私が遠くに行くという状況を考えると、解散も致し方ない、となったわけです。

ですが、ゆいちゃんの意見も聞いてみないとね、というわけで、解散を決める前にゆいちゃんに話してみることになりました。
わたしたちよりも断然若いゆいちゃんは、保護猫活動をずっと続けていたいと言っていたので、いつか継いでよー、なんて話ていたのです。


ゆいちゃんに伝える

じっとしていられない私は、休みだったけど、理由をつけてラブコに行き、ゆいちゃんに移住の話、解散の話が出てる、ゆいちゃん続ける気ある?と一気に話しました(笑)
ゆいちゃんは「ヒーっ」みたいなことを言ったような。。。(笑)
でも解散するくらいなら前向きに考える、みたいなことを言ってくれたんだっけな。今思えばこの時にゆいちゃんがそう言ってくれなかったら解散の方向で話が進んでいたのかもしれません。
とりあえず、私がすぐにいなくならないことを絶対条件として前向きに考えたいと言ってくれたのでした。


筋通らへんやん

私はといえば、まだ場所も決まってないけど、移住することは決まったわけで、山ちゃんにもゆいちゃんにもなんか振り回してほんとごめんという気持ち、そして何よりラブコピンチの時に預かりをOKしてくれた預かりさんたちに本当に申し訳なくて。これじゃあまるで移住するために預かりさん探したみたいになっちゃうじゃんか。と思っておりました。
皆様、ラブコの危機、と思って助けてくれたのに、筋が通らないぜよ。と悶々としていて、やっぱり家族が決まってから、もしくは私が引き取らない限り移住はできない、と思いました。
そしてそれをだんなに何度も言い、向こうの返答にWANA WANAすることOFTEN。
私、任侠映画見過ぎなの?筋が通らないことが嫌いなんですけど。もうそういう昔ながらの極道は流行らないのか?そういえばネトフリで見たヤクザも苦労してたっけ、でも不義理はだめ、絶対!なんて心の中で葛藤しておりました(注:極道の世界に身を置いたことは一度もありません)。

ああ、一体この話は最後まで書くことができるのかな。
本日はここまで。
次回は移住先をどこにするかですったもんだした話を書きますね。


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