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お正月レスキュー 川下から保護されたKEIKO KAWASHITA

明けましておめでとうございます。

今日はいきなり猫レスキュー劇から始まった朝でした。
始まりは一通のメール。
ラブコの近くには小さな川があるのですが、そこの川辺に3-4日前から白い猫がいる。最初は川辺で遊んでるのかと思ったが、どうやら戻ってくれなくなってしまった模様。しかし、川辺に辿り着くには塀を降りて行かないといけなくて、その塀が結構な高さで、自分では登れないので保護してもらえないか、という内容で、猫の写真と地図が一緒に添付されていました。

この極寒の中、3-4日も?
通常、どこ何処に猫がいるから保護してくほしい、みたいな丸投げのご依頼にはお応えしていないのですが、今回はラブコの超近所だし、この寒空の下でうずくまっている猫がいると聞いてしまったら行くしかありません。

川に入れる装備(長靴と汚れてもいい服)を車に積んで出勤。
幸い、今朝はご近所のラブコワーカーさんが来てくれていたので、ご協力をお願いして二人で猫を探しに行きました。

とりあえず川辺に行ける道を見つけ、枯れ草を書き分け進んでいったら、猫の姿が発見!そんなところにいたのかい。


見つけた以上、保護しなくちゃ。だけどどうやって下に降りよう?そして猫を担いで登って来れるのかしら。こんな時、シカゴファイアだったらロープでスルスル降りるんだけどなあなんて考えながら、捕獲機を準備したり降りるための足場を探したりやっていたら山ちゃんことケイコヤマシタも現場に到着。リュックを背負ってやってきました。

とりあえず、川の辺りまで降りるステップみたいなのは見つけたのですが、ほんとに垂直な塀に取手がついているだけみたいな感じ。長靴は滑るし、降りようと試みたけど足がすくみました。

と、そんな私をよそに、山ちゃんがひらりと降りていく〜!!!
あっという間に下まで降りて、上から捕獲器を渡してくれ、と言う。
すげー、山ちゃん!

捕獲器片手にズンズン降りていくケイコヤマシタ


長靴が私、下にいるのが山ちゃん。




学生時代、陸上をやっていたと小耳に挟んだんだけど、それはどうやら本当みたい。優雅な身のこなし!刑事コロンボみたいな日もあれば、スパイダーマンにも変身するとは!

スニーカーで颯爽と降りていった山ちゃんは足首まで川の冷たい水に浸かって猫がいる方へ進んでいく。
猫は弱っているのか、差し出したちゅーるを食べる気配もないとのことで、捕獲器はやめて、洗濯ネットに作戦変更。



そーっと近づいて無事にふわっとネットにIN!
ネットに入った猫をタオルで優しく包んで、おかみちゃんのマルシェバッグに入れて、大事そうに山ちゃんが猫を抱えて再び垂直の壁を登ってきました。

WOW! ケイコヤマシタすごいし。


りあえず、病院!近所の病院は年末年始も時間外料金がかかるけどいざとなったら診察してもらえると聞いていたので電話して、すぐに連れて行きました。

脱水がすごいので点滴してもらい、血液検査もしてもらいました。
検査の結果、特に異常はなしでしたが、レントゲンでは肺に白い影があり、過去の病気の名残か、腫瘍なのか識別ができないということでした。
今日は保護したばかりで猫も疲れきっているので、もう少し体力がついてから今後の治療については考えたいと思っております。

とりあえず、保護できてよかった。

もう名前はケイコで決まり。

ケイコヤマシタに助けられたケイコカワシタさん。


どういうわけで、お正月早々のレスキュー劇となりました!
みなさま、ケイコカワシタをどうぞよろしくお願いします。
そしてケイコヤマシタに盛大な拍手を!

よろしければラブコCATSにギャラをお支払いいただけると、猫たちが喜びます!