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人馴れもイマイチな中高年保護猫だって魅力あるもん

ラブコ松本のオフィスはわりと突発的に決めてしまったこともあり、今もなお工事中。本当は私の移住と同時にスタートできたら良かったのだけど、私の家の契約がバシッと決まってから色々手配が始まったので、お盆休みや大工さんのスケジュールもあって、多分秋くらいになる予定です。

最初はお盆休みが終わってからの着工になると言われていたのですが、ありがたいことに隙を見てちょこちょこ工事してくれることになったので、ちょっとだけ早まりました。
後から知ったのだけど、工事をお願いしているO親分も猫と暮らしていて、自宅のガレージに捨てられていた猫を引き取り、野良ちゃんの不妊手術をしたり、外猫のお世話もしているらしい。早く言ってよ、O親分。

ラブコ松本ができたら、地元の猫助けができたらな、と当然ながら思っていましたが、直前にスワニーが来たり、現在ラブコの預かりさんにお願いしている猫たちの事情もあって、もしかしたら松本猫助けはもう少し先になってしまうかもしれません。というか、幸い?まだ引っ越してきてから野良猫に全然遭遇していません。行くところに行けばきっといるのだろうけど、今受け入れられる状態じゃないので、積極的に探すことをしていません。まずは身近なところから、と、O親分が外で面倒見ている子はどうかなと聞いてみましたが、ご近所の皆さんが猫好きで、行きつけの家が何軒もあって、冬もハウスをいくつも持っているらしい。みんな優しいね。

そんなわけで、とりあえず私は松本に来たとはいえ、ラブコにはまだ家族募集中の猫たちが12頭いるってことを忘れてはいけません。
まるこのオフィスにはおかみちゃんが戻ってきたし、スタッフの家にも、預かりさんのところでお世話になっている猫たちも決して少なくはないので頑張らなければ〜!と新たに里親募集のチラシづくりを始めたのですが、シニアと呼ばれる年齢の猫がたくさんいるなあとしみじみ。
そういえば10歳前後の猫たちって思えばこれまでも譲渡はなかなか進まなかったよな。

まだ私が30代で保護猫活動を始めたばかりの頃、自分ちの猫も若かったので、8歳で飼育放棄されて(引っ越しとかアレルギーが多かった)家族募集されてる子とか見ると「こんな年齢になってから家族募集されるなんて!」なんて胸が痛みましたが、今、自分も自分の猫たちも歳を重ね、見方が大分変わりました。今なんて、猫のために最低頑張ってあと10年は死なないようにしなくちゃ、と思ってるくらいで、結構プレッシャー感じてます。

猫の寿命も20歳を超える子は少なくありません。長生きしてほしいと思うけど、猫が長生きするってことはお世話をする人間はもっと長生きしないといけないわけです。生きてるだけじゃ役に立たないから、まともにお世話できるくらい健康でもいなくちゃいけない。そう思うと、あんまり若い子よりも自分が責任持てるシニアの子の方が安心なんだけど、こんな考え方は不謹慎ですかね。

だから結構なお年の方に子猫を希望されると、自分は不老不死のつもりなの?ツッコミを入れたくなるし、お断りするときも「猫よりもあなたの方が早く天に召されそうですので」と言ったらストレート過ぎるしどうしたものか、と悩むところであります。まあ、ストレートに言ってしまうこともあるのですが、気分を害しているに違いない、、。

1分1秒でも長く一緒にいたい。その気持ちはよくわかります。でも、今存在している決して若くない猫たちに目を向けてほしいな。その子はここにいて、生きていて、余生は愛情たっぷり感じて安心して暮らしたいって言ってる。せっかく生まれてきて、外でさんざん苦労したり病気を乗り越えたりしてがんばって生きてきてやっと保護されたのに、年齢が理由でスルーされるのは悲しい。

エイジハラスメント反対!

ラブコには魅力的な中高年猫がたくさんいますので、ぜひ彼ら、彼女たちにも目を向けてください〜!

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