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諸行無常、ラブコ引越しagainの経緯 その1 -2022年のクリスマス事変-移住します

こんにちは。今村です。
今年の1月にオフィスを移転したばかりのラブコですが、実はまた引越しすることになりました。
色々と未確定なことが多かったので差し控えていましたが、諸々決まってやっとお知らせできる〜!!

わたくし、長野県の松本市に移住することになり、松本でもラブコの拠点を作ることにしました。今いる場所は今月末に引き払い、7月からは武蔵小杉のラブコと松本のラブコになります。
なんか2拠点体制なんて会社が大きくなったみたいですが、全然そんなことはなく、それぞれの場所でこじんまりやっていく、みたいな感じです。

なぜ突然松本へ?と疑問に思われる方も多いと思いますが、私にとっても晴天の霹靂というか、爆弾が投下されたというべきか。。(笑)
発端は忘れもしない、去年のクリスマス…..
ちょっと長くなりますが、お付き合いください。

謎のクリスマスプレゼント渡される

鷺沼のオフィスを退去しないといけなくなった、昨年の12月。思い立ったらすぐ、の性格の私は、退去勧告を受けてから3日後に物件を見つけました。
(DAY1はめっちゃ落ち込む、DAY2でいろんな調査、DAY3でアクション!という感じ)。とにかく猫の居場所を確保しなくちゃいけなくて、預かりさんをフルスロットルで探しました。その過程で晴れて家族が決まった子もいたわけですが、最悪、預かりさんも里親さんも見つからなければ保護猫全頭連れて引っ越さないといけなかったわけです。猫の命がかかってるから、ワーストシナリオを想定して対処できるようにしないと、と考えるのが癖になっておりまして。思い返せばもうちょっと様子見てからにすればよかったかなと思うけど、wait and see ができない性分なんだよな。。。

そんなわけで、無事に審査も通過して、ホッとしまして、一連の出来事を家に帰ってだんなにも話すじゃないですか。ちょっと前まで普通だったんですが、この時あたりからどうもだんなの様子がおかしい。仕事で疲れてんのかな、と思ってみたりもしたけど、なんか歯切れが悪いし、何?って聞いても別に、としか返ってこない。でもこっちもラブコのことでスーパー忙しいし(猫のお届けとか胃腸炎祭りで通院続きの日々だった)、聞いても答えないから、もういいや、と一旦気にするのをやめました。

そんな感じで世間はクリスマスを迎えました。クリスマスって言っても、いつも別に特別な何かをするってことはなくて、ラチエンさんで予約してたクリスマスボウルを食べるくらいのことしかしてなかったんですが、去年のクリスマスはとにかくバタバタしてて、帰宅してなんかやる気力もなく、それぞれ好き勝手に過ごす、みたいな感じでいいやと思ってたのですが、この日に限って、テーブルセッティングみたいなことをやり出して、「????」という感じ。なんかスパークリングワインみたいなものまで出されるし、挙句の果てには今まで一度もしたことがなかったサプライズのクリスマスプレゼント(本だった)まで渡される始末。内心、「これは手切金の一種?最後のクリスマス?離婚前の儀式?」と困惑してたら、「話がある」と。
きたーって感じでした。

突然の移住したい宣言

謎のプレゼントを渡されて、「話がある」と言われた私。そこから出た一言は、「マンションを売りたい」でした。
前から時々、マンション売って、どっかに移住したい、とは言ってたけど、「は、何言ってんの?」くらいにしか思っていなかったんです。
でもどうやら本気だった模様。うちは猫が来てから二人で旅行に行くとかは全くなくて、だんなが仕事の区切り区切りでリフレッシュ温泉旅行に行くのが常だったのですが、そのリフレッシュ温泉旅行が、なんと移住先の調査だった、とか言ってる。。。「私にはラブコがあるし、そんなの無理だよ」と言うと、とにかく自分は移住すると決めたから、あとはどうするか自分で決めて、的なことを言われたんですよ。勝手すぎるぜ。マンション売りたくなければ自分でローン払ってくれたまえ、的な。「これって離婚ってことなのか?」と聞くと離婚したいわけではないが、結果的にそうなっても仕方ないかもしれないと言われまして(ここまで書いていて、赤裸々すぎるかなあと思ってきましたが、まあいっか)。

 私たちはもともと特に結婚に拘ってなくて、結婚制度そのものが今の時代どうなの?っていう気もあるし、苗字が変わるのも嫌だったし、世間体とかも気にならないから別に離婚も結婚もそこまでbig dealじゃないんだけども、問題は猫の親権とマンションのローン。
お金以外は全部持ってるラブコ、と言うくらいですので、とにかく今の私が6頭の猫を養い、マンションのローンを払い続ける経済力はどう考えてもない。前からなんとなく、もし離婚した場合、私が連れてく猫、だんなが連れてく猫は誰にするか、なんて話も時々してたにはしてたけどさ、この子はこの子と仲良しだから離したくないけど、この子は私のことが大好きなのに、だんなに引き取られたらかわいそうだし、何よりうちは猫たちみんな仲良しだからバラバラにするのはかわいそすぎる、、、それに私の保護活動って日中だんなが家にいて猫のことみてくれてる、っていう前提で成り立ってた部分も大きくて、別居生活は猫にとってプラスの要素が全くなかったんですよね。。もし私とだんなが険悪とかだったら、そんな環境に猫を置いておくより、離婚した方がいいと思うけど、そう言うわけでもなかったので。

けどさ、よりによってなぜ今?今ラブコ史上一番大変なのに、なんで重ねてくるかな、と言うのが正直な気持ちでした。
ただ、よくよく向こうの話を聞くと、まあだんなも50歳を前にして色々と思うことがあったらしい。フリーランスで仕事してるから体が資本だし、最後に好きなことやって悔いのない人生にしたいって気持ちもわかる。私は今好きなことやって生きてるけど、色々協力もしてもらってきたし。家族とはいえ、人生はその人のものだからね。

そう言うわけで、突然の爆弾を投下されて頭が真っ白になりましたが、ちょっと考える時間をくれ、と言って終わったクリスマスでした。

いろんなパターンを考えてみる

突然の移住宣言を受けて、あらゆるパターンを考えることを余儀なくされました。考え抜いた結果、やはり別居が得策とは思えず。
でもラブコCATSはまだ家族募集中の子がたくさんいる。田舎に引っ越して広い家に住んだら全頭引き取れるかな、とか考えてました。
だんなはだんなで一人で住むなら山奥の山小屋で暮らすとか思ってたようです。

とりあえず、別居するのが得策と思えないので、それはなしにしようと思う、と伝えたら意外そうな顔をしてました(この夫婦大丈夫なのか?笑)。
ただ、私もこの爆弾計画を山ちゃんとゆいちゃんにも話さないといけないし、とりあえず、すぐに移住とかは無理だから、せめて時間をくれ、と言ったんですよね。勝手にマンション売り出さないと約束して、って。1-2年は準備期間が必要、と説明して一応納得してもらった次第です。

あ、もう長くなってしまったから続きはまた今度!




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