ドラマに見る近未来の世界 乗り物は飛ぶ
「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」と「ブラッシュアップライフ」のラストに未来の日本が出てきました。どちらも飛ぶ乗り物が出てきていたので、Tverでチェックしてみました。
2050年、車は空を飛ぶ時代
「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」は綾瀬はるか主演の人気ドラマの特別編です。
一生懸命義母になろうとした元キャリアウーマン・亜希子と、その愛を受け取った娘・みゆき、そしてその家族を支えた人間たちの愛の物語がついに完結しました。
出演は、綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海、宇梶剛士、浅利陽介、浅野和之、麻生祐未らレギュラーキャストが顔を揃えるほか、井之脇演じる黒田大樹の両親役で松下由樹&遠山俊也が登場です。
今作では、約15年にわたって家族として、悲喜こもごも、共に支え合ってきた2人の新たな門出が描かれています。
最終シーンは2050年で、街並みは今と変わらないようですが、上空には車が飛んでいます。
麦田と亜希子は相変わらずベーカリー麦田で働いています。麦田はちょっと腰が曲がったけど、亜希子は背筋ぴーん。
タクシーも空を飛ぶ時代になっています。
老人施設に乗り物が
「ブラッシュアップライフ」は2023年放送されたドラマで、主演は安藤サクラ、脚本はバカリズム。 バカリズムが壮大なスケールを持て余し、 不思議な日常を描く、地元系タイムリープヒューマンコメディーです。
地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美33歳はある日突然、人生をゼロからやり直すことになります。(だから全然平凡じゃないんです、本当のところ。)
そして、何度も人生をやり直して、仲の良い友だち4人と平凡な人生を送り、天命を全うするというような内容です。
麻美たちは無事、友だちを危機から救うことに成功し、仲良し4人で人生を謳歌(多分)。最後のシーンでは4人が「北熊谷メディカルホーム」という施設で暮らしています。きれいな、ちょっと無機質めいた施設の中を、一人掛けソファのような乗り物で4人が軽快に移動しています。
歌を歌いながら狭い通路もぶつからずに通り、好きな場所に停車して自由に談笑したりできるなんて、いいです。
麻美が98歳くらいのころなので、設定的には近未来だと思います。車いすに替わるこんな介護機器が早く開発されるといいですね。
この4人はそれぞれアップが映りましたが、一人ひとりきちんと化粧しておしゃれにしていて、背筋もしゃんと伸びていました。
意外と早く実現するかも
昨年「ジャパンモビリティショー2023」に行きました。お目当ては、人が乗り込めるロボットなどだったのですが、空飛ぶ移動機器のコンセプト展示や体重移動で動き出す機器なども展示されていました。
ドラマではSF感を醸し出した移動機器でしたが、2050年より前、生きてるうちに実現するかもしれないですね、楽しみです。