見出し画像

「ヤクザ+高校生」のラブコメマンガってやっぱりきゅんきゅんするよね!

以前も紹介したのですが、またまたヤクザの家で育った子と、そのボディガードとの恋愛ものがきゅんきゅんで面白いので、ご紹介します。


アニメ「お嬢と番犬くん」は26歳の若頭がお相手

はつはる先生著で「別冊フレンド」で連載中の作品です。スマホで最初のあたりを読み、「これがアニメになるなんて」と少し驚き、放送を楽しみにしておりました。

コミュ障な一咲が主人公で、祖父がヤクザの組長で友達もできなかったけど、これからはフツーに友達を作ってフツーに恋がしたい! と地元から離れた高校へ進学。そしたら、過保護な若頭・啓弥が年齢詐称して一咲の高校に裏口入学していたという…。啓弥は「恋愛なんて一咲さんには早すぎます」と訴え、男を近づけない気満々。だけど実は、一咲はもうずっと前から啓弥に片想いしていて…というラブストーリーです。

一緒にいつもいるのに、そして大切に思ってもらえてるのに、恋愛的には片思いっていうところがきゅんきゅんさせるのですよね。

そして、いくらお世話係とは言え、26歳でお嬢と同級生になるって、すっごく覚悟があるなあと思います。愛です。「お父さんは心配性」的なところはすっごくギャグぽくてかわいかったです。

教室では大人っぽいから啓弥は浮いてそうだけど、でも、背丈はあるしクラスでモテそう。

啓弥の声が落ち着いていてすっごくいいです。

一咲はとてもかわいらしい。髪は長く、目は大きく。まゆは下がり気味で、平安時代のお姫様みたいなのです。でも、「そんなところでタバコ吸ってんな!」とか啓弥にビシッと言ったりもできて、ほんとはしっかりした子なんじゃないかな。

アマゾンプライムで見ています。
3話では、啓弥が勉強がんばったごほうびに2人で動物園に行きました(手をつないでくれた! 啓弥がお重にお弁当持参してくれた! おしゃれしたから靴ずれしちゃった一咲の足にばんそうこう貼ってくれた!)

帰りの交差点で一咲は「キスしてもいい」と返してしまって。
どうなるんだろう?? 

続きが早く見たいです。




マンガ「ハレルヤベイビー」は同級生のSPがお相手

仔縞楽々先生の作品で、集英社のBLアンソロジー「君恋」で連載中です。単行本は5巻まで出ています。

荒っぽい極道一家の跡取り息子なのに、暴力反対派な冬夏が主人公で、用心棒兼友人の都がお相手です。

BLなんですが、絵がかわいくてきれいで虜になっています。

深窓のお坊ちゃまくん(小っちゃいころはリボン刺繍なんかも作ってた)と、夜のお仕事に駆り出されるほどの腕っぷしの狂犬の対比。この2人がそれぞれをかわいい、かわいいと溺愛し、求めあうのが、とてもよいのです。

お互いを意識したり、両思いになったり、冬夏との仲を賭けてしまい都が試験勉強を死ぬほどがんばったり(絶対勝たせるため、冬夏がつきっきりで勉強を教えるのです。「というわけで今日からオレを先生と呼んでほしい」と言う黒メガネ冬夏が非常にかわいかったです~)、箱根2人旅行でドキドキ初体験したり、普通にセイシュンするんですよね。

極道という特殊な世界で生きる2人なので、その分、よりピュアだなーと感じます。

現在4巻までキャッチアップしております。冬夏もだんだん成長してきて、1巻では内部抗争のケジメをつけ、3巻では「これ以上都を泣かせるな!」と親父を怒鳴るなど、しっかりしてきました。

4巻では冬夏は2年生になって、体育祭で大活躍するんだけど、最後に誘拐されちゃったところで終わりです。おーいおーい(泣)。都、早く敵をボコボコにして冬夏を救ってちょうだい! 離れ離れの2人を読むのは悲しいから、5巻は、君恋最新号で事件が解決したのを確認してから買おうと思います。(いや、ダメだ、(本屋で)見たら絶対買っちゃう、多分。)

そういえば、川沿いの道とか浅草寺とか町の風情の描写も、この作品が身近に感じられるところです。住んでいたわけではないのですが、以前は浅草近辺に行く機会があったので親しみがあります。デザートメニューの豊富な洋食屋さんなんか、ぜひ聖地巡りしたいところです。かわいい高校生もいたらいいな♪


マンガ「うちの不敵なギャングスター」はS的な墨川がお相手


酒井ゆかり先生の作品で、花とゆめコミックスになっています。
2021年「花とゆめ」に連載されていたとき、どハマリしました。何度も読み返して雑誌がばらけてしまった。

ヤクザが出てくるのにとてもラブリーなきゅんきゅんラブコメです。

主人公は極道一家の娘として生まれ“普通の恋愛”に憧れる花鮫嵐子。そして、お相手は花鮫組の若頭・墨川です。

彼に惚れてしまったら“普通”にはもう戻れない――。なのにスミカワは、グイグイ距離が近くて、S的発言で煽ったりトキメかせる言動で嵐子を弄ぶのです。

まったくもって仁義なき恋愛抗争。

言動詳細は以前まとめたので、興味あればご覧いただければ幸いです。

単行本の表紙に(1)とあるからには続きもあるのですね! とても楽しみです。


なぜきゅんきゅんさせるのか?

やはり、カッコイイ大人の男性がいつも自分を守ってくれるところがきゅんきゅんさせるように思います(冬夏の場合は同じ年だけど、背丈は180cm超えでバカ力である)。極道一家はそれを実現させるのにぴったりな設定かもしれません。

3人のお相手はみんな強い! イケメンである!

そして高校生はまだ大人じゃないから悩んだりする。

友だちとか試験とか進路とか体育祭とかいろいろイベントがある。

主人公が成長していく姿がすばらしい!!!

これからもきゅんきゅんさせるマンガを心の糧にしたいと思います。

<閑話休題>

先日パブに行ったら16歳の男子がバイトしていました。「冬夏くんと同じ16歳!」小柄で刈り上げた髪にTシャツ姿。壁のところに立ってると、ボールが来るのをコートの外で待っている硬式テニス部の新入部員みたいなんですよ。幼い感じなのに、働くとか、大人みたいなこともできて、高校生ってすごいですね。まっすぐ歩んでいい大人になってほしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?