【親娘昔話】

私が小学2、3年ぐらいの1年間ほど。そろばんもピアノもやってみたくて習わせてもらったけど、やってみたらあんまり楽しいと思わなかったので宿題も全くしなかったら母に「そんなに嫌ならやめなさい!」と叱られたので、次の日すぐに辞めますと言いに行って辞めた。習い事の日になって私が遊びに行こうとすると「そろばんは?」「???、辞めたよ?」「…ピアノは?」「辞めたよ…」母激怒。「お母さん、辞めて良いって言ったから…」私からすると正当な理由。「本当に辞めるなんて!!💢」母ブチギレ。はい、未だに納得がいってません。所謂、親の心子知らずなんだろうけど自分が親になった今でも納得いかない。親の承諾を得た上で辞めて親に叱られるんは理不尽。母の中の理想があったんだろうが8歳にそれは無理よ。「わぁ!辞めれる!お母さんありがとう!」ぐらいなもんよ。大人は本当はこう思ってる、なんてわかんない。

我が娘もあります。時折、全くダンスの練習しないから「やる気ないなら辞めな?っていうか、別に辞めて良いんだよ?」と私が言う。ただ娘は「辞めない!」の一点張り。しかも「じゃあ練習しな?」「したくない!」「え、わざわざ先生に習いに行ってて上手になるつもりないんだったら家でYouTube見て踊ってるのと変わんないし…?」「辞めない!」「じゃあ練習…」「したくない!」「え、じゃあなんで習いにいってるん?」「習いたいから!」「発表会の時泣く事になるよ、練習しないと」「発表会の時はしてる!」「まぁそうやけど普段からした方が」「したくない!」「なんでそんなダンス続けたいん…?」「続けたいから!」「でもさ、やる気ないんだったら、練習やりたくないんだったら辞め…」「辞めない!」
このどうしょもない水掛論(娘に関しては論じてもない)が年に2、3度ありましてそれが10年以上続くやつ。娘の成長と共に年々ヒートアップ。私からすると練習やりたくないのに、レッスン続けてる以上やりたくない自主練は永遠に付きまとうに、なぜ辞めないのか、わざわざ続けるのかわからない。上手く踊れなかったらそれはそれで泣くし、まわりがどんどん上手くなっていく中、練習しないとそれもそれでしんどいだろうに。…といつも思う。やる気があるんかないんかわからない。子の心親知らずか。そんなこんなで娘はダンス歴13年。未だ継続中。レッスンは絶対休まない。術後に松葉杖ついてても休まない。え?ちょっとまって13年?!なかなかじゃね?「辞めない。」「続けたい。」それ以上でもそれ以下でもない。13年そのスタイル突き通す娘って逆にすごくね?そこんとこ折れない。こ、根性あるな。

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