見出し画像

オペラ歌手を目指す長女のこと 1

病魔に襲われて突如訪れた試練 VOL.1

迷ったけれど、備忘録として書いておこうと思っています。
noteにはマガジンという機能があるし、それが私にとって使いやすいなってことで・・・。

いつからかかっていたのかは、もちろん分かりません。
ただ、最近のなごみさんの体調はおかしかったです。

4月19日から21日まで、原因不明の高熱が39度5分から下がらず、コロナ、インフルの検査をしても陰性・・・
週末が絡んでいたことと、発熱だと予約も必要、付き添いも必要ということでややこしくて受診がおくれたのですが、すこし前にもらっていた『とんぷく』もなかなか効かなかったのですが、とにかく「食べて」「寝る」を繰り返し、念のため解熱後も丸1日寝続けて復活しました。

23日から大学へ・・・ただ、24日の午後3時にバイト先についたときは再び39度5分となり、その日の夜に受診しました。
先生はお話を聞いたあと、再びコロナとインフルの検査をされたあと、抗生剤をだして様子見をしましょう、となりました。
抗生剤のおかげか、熱はすぐ下がりまして、数日後、プリマヴェイラ声楽コンコルソの予選に出場もできました。

ゴールデンウイークはそれなりに控えめに過ごし、
その後、週に1回くらいは発熱することもありましたが、早めの睡眠などで長引くことはありませんでした。

ただ、母としては、顔色がとにかく悪い・・・
こんなに色白かったっけ?って感じなくらい顔色が悪いことを心配しておりました。
春から大学に通学しはじめ、生活環境も変化し、バイトも夜9時までから10時までとなり、身体が疲れているんだなって思っておりました。
何よりとんぷくで下がらなかった高熱の数日間が怖かったので、「早く帰ってきなさい。」「スマホを見ずに寝なさい。」「すぐお風呂入りなさい。」と口うるさく伝えていました。

そんななか、母の二種免許取得が無事終了し、隣に上司の方に乗っていただいて実際にタクシーに乗る、という日が5月24日と決定しました。
なごみさんも喜んでくれて、
「ママ、頑張って!」と言ってくれてました。

そんななごみさんが5月22日の夜、
「どこか切ったんかなぁ~?血の塊みたいなぷよぷよしたのが口の中にあって気持ち悪いねん。」
と言いました。
右奥がちょっと赤く出血しているようですが、よくわからない・・・。

そして5月23日の朝起きて再び・・・
「ほら、また新しい血の塊がでてきた~。」
とぷよぷよしたものを見せてくれました。

「歯医者いく?歯周病??虫歯かなぁ?」と言いながら、バイトや大学の合間にいつ歯医者にいくか、などと話していました。
もう地元ではなく、いっそ大学の近くで行けば間に合うんじゃない?と検索したりして・・・。

でも、その時ふと、なぜかわかりませんが、ふと頭をよぎりました。

「もしかして、血が止まらんって白血病とかじゃない?」

今思うと、この一瞬が神様?誰か?がなごみさんを助けてくださった瞬間だと思います。
気になりだすと止まらない母、病院にお勤めしている親友に電話したり、ネット検索したりして、
「今日なら付き添いできるから、後で笑い話にしていいから、今日は思い切って大学を休んで、病院に行ってみよう!」と日頃は足を運ばない地元の総合病院へ行くことにしました。⇒長くなったので次に続きます



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?