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まるごと奈良博@石川県立美術館

こんにちは。
ミュルアです。

金沢から東京に戻ってきましたが、東京の方が暑いです。

ところで、金沢に滞在中に奈良国立博物館の仏さまにお会いすることが出来ました。

石川県立博物館で「まるごと奈良博」という展覧会が開催中です。

なかなか奈良まで行くことがないですし、涼しい所で仏さまを拝めるので、主人に誘われ、すぐに出掛けました。

車で行ったのですが、博物館の駐車場は満車だったので、どうしようかと思いましたが、隣の能楽堂の駐車場に停めることが出来ました。

中に入ると早速、ガンダーラ様式の仏像が迎えてくれました。

展示品のほとんどが写真撮影可なので、お写真を撮らせていただきました。

弥勒菩薩のガンダーラ様式の仏像を初めて見ました。

お顔立ちが、古代ギリシャ・ローマの彫刻のようです。

菩薩立像

アフガニスタン東部とパキスタン北部にまたがるガンダーラ地方の仏像。
インドの行者(バラモン)の姿をした弥勒菩薩と考えられる。


拝見していると、テレビで見たことのある小さなお釈迦さまを見つけました。

お釈迦さまに失礼かもしれませんが、とてもかわいらしいお姿です。

誕生釈迦仏立像

お釈迦様が誕生された時の
誕生仏です。
「天上天下唯我独尊」と
仰られました。


ヘッダーにも使わせて頂いた「五大明王」もありました。

明王さま達、印を結ぶ姿が格好良いです。

大威徳明王

五大明王の一尊。
仏敵を退散させるためや戦いに
勝つための祈願の本尊とされた。


以前から見てみたかった「両頭愛染明王像」もありました。

こちらは、赤色の愛染明王と青黒色の不動明王が合体したハイブリッドな仏さまです。

なかなかレアな仏さまなのですが、とてもパワーを感じました。

両頭愛染明王像


かなりマニアックだと思いますが、「龍樹菩薩」もいらっしゃいました。

龍樹さまは、サンスクリット語で『ナーガールジュナ』と仰られます。

お釈迦さま(ブッダ)の説かれた『空』を理論的に解明し、その後の大乗仏教の基礎をつくられました。

「中論」などの著作を読んだことがあるので、初めてお姿を拝むことが出来、嬉しかったです。

龍樹菩薩

まだまだご紹介したい仏さまが沢山展示されてましたが、まだ会期中(2024年8月25日まで)なので、これぐらいにしておきます。

展覧会の後は、館内にカフェもあるので、是非行かれてみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

休館日に気をつけてください!

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