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#4 スピッツ「空も飛べるはず」歌詞考察

①冒頭

こんにちは。
今回は、スピッツの「空も飛べるはず」の歌詞考察をやっていきたいと思います。
小さい頃から聴き馴染みがあり、個人的にはとても思い出深い曲です。
スピッツの歌詞は結構難解で、人によって何通りもの解釈があると思うので、歌詞考察は難しいんですよね。
私なりの解釈で考察していこうと思います。

②基本情報 

スピッツの8枚目のシングル
1994年4月25日リリース
アルバム「空の飛び方」3曲目

③第一印象

とても爽やかなメロディと、サビの歌詞である「君と出会った奇跡が〜」が印象的でした。

④歌詞考察


幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて
隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた
色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて

https://j-lyric.net/artist/a000603/l00608f.html

まず、この歌には様々な解釈があると思いますが、私は思春期・青年期辺りの恋愛の歌と解釈しました。
「幼い微熱」とは、好きな人・恋人ができて胸がドキドキして熱くなっている様子を表しているのだと解釈しました。「幼い」と付いているので、主人公にとって最初の方の恋だと思います。
本当にその人を好きになっていいのか、と神様の影を恐れています。
「隠したナイフ」の「ナイフ」は尖っている自分。反抗期とかその辺りに尖っている時期ってありますよね。それを隠しているつもりでしたが、君にはバレています。そして、「似合わないよ」と慰めてくれました。
たとえ、色褪せてもひび割れても、輝くすべ(手段・方法)つまり君と付き合うためのすべを求めています。そのくらい、君のことが好きで大切な存在なのですね。

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

https://j-lyric.net/artist/a000603/l00608f.html

君と奇跡的に出会えて、胸があふれるほど嬉しい。自由に空を飛べてしまうのではないかと感じるほど嬉しい。
もしも、ある夢が叶えられず涙を流し、それが川へと渡り、海原まで流れれても、ずっとそばで笑っていてほしい。辛いことがあり、海原まで流れてしまうような涙を流すことがあっても、君にそばにいてほしいということだと思います。

切り札にしてた見えすいた嘘は 満月の夜にやぶいた
はかなく揺れる 髪のにおいで 深い眠りから覚めて

https://j-lyric.net/artist/a000603/l00608f.html

自分にとって切り札にしていたこと。隠しているつもりでしたが、隠せていなく見透かされていました。君にはかっこいい自分を見せれていると思っていましたが、本当の自分を見透かされていたということですかね。「満月の夜」はオオカミ男を連想しました。満月になると本性を現すという比喩表現だと解釈しました。
はかなく揺れる髪のにおいで、深い眠りから覚めたように、これから先の未来が明るく見えるような開放感を感じたのだと思います。

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
ずっとそばで笑っていてほしい

https://j-lyric.net/artist/a000603/l00608f.html

上の2行は1番と同じですね。
ゴミできらめく世界に拒まれても、つまり世界から否定されることがあっても、君にはずっとそばで笑っていてほしいということですかね。

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

https://j-lyric.net/artist/a000603/l00608f.html

最後のサビは1番と同様なので、割愛します。

⑤まとめ

正直に言いますと、スピッツの歌詞考察はあんまり自信がないんですよね。
スピッツの歌詞は「性と死」がテーマということなので、本当はもっと深いなのではないかと思いますが、今の私はこのように解釈させていただきました。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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