多様性って…
思うところがあったので、現時点での自分なりの解釈について記録しておこうと思う。
記事はこの後、看取りについて書いてあり、この看取りについて翌朝の対応でも差し支えないと判断するかのような内容となっていて驚愕した。
あまり詳細を書くことで心痛を伴う方がいらっしゃると思うので、慎重に書き進める必要があるのだが、この新聞記事には多くのことが書かれていないように感じた。
おそらく、看取りを翌朝の対応でも差し支えないとする患者さん、そしてそのご家族は、あらかじめ延命治療を行わないという選択をしていたのではないかと思う。
そうでなければ……そうでなければ、あまりにも酷い記事だと思った。
翌朝の対応でも差し支えないとする判断こそ、医師にしか出来ないことではなかろうか?
何のための医療だろう?
いつなんどき、何が起きるか分からないから、医療従事者は夜勤という業務があり、また、その業務に従事することを選んだ時点で、そういう働き方になることは覚悟をするだろうし、そこに責任を持って働く事に生きがいも感じると思う。
考えなければならないのは、そうして夜間に重労働をした時間をきちんと振り替えて休める体制づくりだと思う。
これだけ、働き方についても多様性を取り入れようとしているのだから「日勤だけの契約」「夜勤だけの契約」「休日だけの契約」など、同じ条件下での契約でなく、さまざまな働き方が出来る体制があっても良いのではないかと思う。
働き方改革ってそういうことじゃない?
単に勤務時間を減らすってことじゃなく、補いあいながらうまく働けるようにすることじゃないのかな?
医師に限らず、看護師も夜勤明けなのに人が足りずそのまま働かざるを得ない状況があると聞く。
私も検査技師をやってきて、夜勤明けに働くという経験がある。
どうして、そういう状況になってしまうのか、その実態に目を向けてもらえないから、口先だけの働き方改革なんてものが出来上がってしまうのだ。
働き方改革ね、違反したら罰金なんですよ。
おかしいでしょう。
働いて罰金取られるんです。
罰金は雇用主が払うのですけど、
結果お咎めが組織に、
そして本人に降りてきます。
で、結果的に今、私は当直業務から外されてます。
働きすぎるから。って。
何なんでしょうね。
ちゃうねん。そういうことじゃないんよ。
ありがとうございます😊 小さくても沢山の幸せを届けられるように頑張ります!