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【おもふところ】上司と部下の在り方〜基本のホウレンソウ

数日間、仕事上のことで心塞いで何もする気になれない思いでいましたが、潜在的に抱えていたストレスの一部が解放された感覚があったので、記録します。

心塞いだことに関しては馬鹿馬鹿し過ぎて、書くことも憚られます。
書いたらきっと、「早く辞めてもっと良いところを探したら」と言われると思うので😅
頭で分かっていても、行動に移せないのにも理由があるので、ここでは有耶無耶なままにしておきます。

では、何があって少し立ち直ったか。と、いうことに関して。
上司が上司らしい働きをしてくれたのです😆
もとい…うま〜くお願いしてお仕事丸投げしました😆

えっ、全然言い直しになっていないし、どちらにしても「超上から」じゃないですか! 笑笑
さすがに自分でも「上司に対してないわ」と思ったわ🤣

私の職場事情についてはちょこちょこお話ししているのですが、今日初めてここに辿り着いた人もいらっしゃるはずなので、少しだけ振り返りましょうか。

私は臨床検査技師です。
細菌検査を担当しています。
今の職場に足りないのは、若者からのホウレンソウ、そして上司の上司たる責任感。
若者については、「今どき」で片付けるわけにはいかないものの、そう思い込みながら何度も何度も繰り返し、「ホウレンソウは?!」と叩き込みます。
「今どき」と言っても、そこは若者の特権。
飲み込めば、そして納得出来れば吸収も早い!
問題は、上司の責任感についてなのです。

前任の科長が定年退職し、お鉢が回ってきた今の科長。
今でこそ言わなくなったものの、就任当初は「好きで科長になったわけでも、希望してたわけでも、目指していたわけでもない」と平気で言っていました。
そんなことを言われたら、下々の私たちは、一体誰を頼り、誰に信頼を寄せれば良いのか分かりませんでした。
私をとりまく状況について、もう耐えられそうにないと相談したときなど、科長としてなにか改善のために手を打つ方法を考えて欲しかったのですが、何の考えもなしに「ひっとみーさんにはひっとみーさんの人生があるんだから(退職含め)好きにしたら良い」みたいなことを言われました。
聞こえは良いかもしれないですが、私にとっては怒りが込み上げるだけでした。
辞めることだけでは、私自身の問題解決にはなっても、職場状況は何の変化もないままになってしまうじゃないか! と、相談することから避けるようになってしまいました。
教育面についても考えの相違があります。
現場としては、一つ一つの業務を確実にこなせるようにしてから新しいことを教えたい。
工程はたくさんあるので、習得にはかなりの年月を必要とします。
それだけ責任のある業務である以上、カバーするベテランの業務負担は増えますし、なるべく早く習得してもらうという意味では新人の努力も必要になります。
上司は、「何かがあれば、責任は自分が取るからとにかく浅くて良いから全部を教えろ」と言い続けます。
そんなことをしたら、結局問題が発生した場合に苦情が来るのは現場ですし、対応を直接迫られるのも現場です。


でも、そう思い込んでいたのは私だったのかもしれません。
ある不具合(守秘義務に関わることなので詳細は載せられません)が生じ、例によってどういう訳だか私ご指名で質問(メール)が届きました。
内容を読んで事象を確認すると、確かに変なことになっているのです。

〇〇先生、確かにこちらでもその状況確認が出来ましたが、原因がこちらではまだ解明出来ません。上司に報告の上、確認します。

返信メールより一部要約転載

問い合わせてくださった先生にも、すぐに解決出来ることではないのだなと伝えることも出来た様子で、了解というお返事が来ました。

因みに、私が院内メールで報告するやりとりは全て上司をc.c.に加えて把握してもらうようにしていますが…あまり見てくれないし、「あの件どうなった? 解決した?」という声掛けすら普段からありません😅

今回も同様に上司にも送りましたが、多分見ないだろうと判断した私は、送ったメールの内容と、起こった不具合状況を全て印刷し、上司のところへ持参しました。

すると、現象の再現についての可能性を聞かれ、現場の私なりの可能性を伝えることも出来ました。
そして、このエラーは今のままだとこれからも生じる可能性が高い! と、いう共通認識も出来ました。
ある程度の可能性が固まると、発生元に次から起きないように出来ないか? と、話に出てくれ、そしてその後、問い合わせしてくださった先生にも自ら連絡をしておくよ。と、事後対応まで担ってくれたのです!

読んでくださる方の中には、「当たり前」かもしれないこの流れ、今まで当たり前ではなかったのです。
現場で解明して最後まで対応していました。

出来ないことをホウレンソウするというだけではなく、出来ることでも一旦、ホウレンソウ。

ある程度、いろいろなことをこなせるようになって、薄らいでいた意識かもしれません。

何でもかんでも頼るのではなく、ある程度自分で考えてシミュレーションしなければ成長はしないけれど、やはりその行程は報告しておかないとコミュニケーションが不足してしまいます。

こういう姿を若者に見せていかないとダメなんだ。
なんでも、解決してしまっている私を見ているから、相談なしに突っ走ってしまうのかもしれない。

そんなことを含めて。

【ホウレンソウ 新人だけではない 意識】

と、いう標語が出来ました🤣

どんなに経験積んでも、日々学びですね☺️


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