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36時間職場にいた日を振り返って。

割引あり

facebook投稿を振り返っていると、いつ頃から私を取り巻く状況が変化していったかが分かる。

通勤中に目にしたどうでも良い光景で、赤の他人からすればしょうもないと呆れてしまうような話を延々と続けられていた若いころ。

ときには仕事上の近況などを交えていても、話題の多くはしょうもない友だち同士の会話だった。

私はてっきりコロナ禍に入ってから投稿頻度が減ったと思っていたが、実際はその2〜3年前から徐々に始まっていたのだろう。

数多あるSNS.
facebookは、20代前半の学生のころから利用していた。
もし、今の年齢で誰がやっているのかも知らずに始めていたら、全く使い道は違っていただろう。

その当時の使い方は、毎日学校で会うのに、友だち同士でフォローしあい、文字通り寝ても覚めても友だちと会話をしている感じ。
リアルな知り合い以外は、仕事絡みの地方の病院で同じ検査をしているとか、学術集会(学会)の場でお目に掛かるかもしれないという、よりリアル社会に近い人だけ。

そんなこんなで登録したfacebook.
それは、楽しい以外の言葉が見つからないSNS.
ドラマを見ながら実況し、次の日も学校でその話題でワーキャー喋る。

社会人になって、順番に結婚し、家庭を持ち、子育てが始まっても、頻度こそ落ちても、人の感性など大きく変わらない。
たまに呟く社会への突っ込みに、相槌を打つようにコメントし、みんなで笑い、近況を報告し合う。
若いから、取り巻く不平不満は対上司や対先輩で、あるある話をしながらもそれなりに経験を積んでいけば、不平不満すら学びとなり反省となった。

あるある!って笑える話でいるうちは良かったのだと思う。

笑い話で占めていたfacebookは、不平や不満を超えたものになっていった。
もちろん、友だちは一緒に悩んでくれたけど、私の性分なんだろう、弱いところは友だちには絶対に見せたくない。
次に会う時に、どんな顔して会ったら良いかわからなくなるから。

そういうことで、facebookから離れてしまったんだろうなぁと、自己分析をした。

根本的にどこに書いていても、私は聞いてもらいたいという欲求や、相談に乗って欲しいという願望はなく、とにかく家族や友だちに見せない弱み、言えない鬱憤を溜め込まないために記録しているようだ。
ならば、手書きの日記にしたら?とも思うが、文字を書くのは好きじゃない。
筆圧が強いのか書いてると疲れるし、読み返し消しゴムで消して書き直すのも面倒くさい。
ただそれだけの理由。

noteは、誰も知らないところから始めたから、どちらかと言えば吐き出しのための場で、そこに笑いとか楽しいとかの娯楽を持ち込むべきじゃなかったのかもしれないなぁ……なんて、最近になって思う。
でも、本来の私は面白いことが大好きだから、それを隠し通すことも難しい。
面白そうなこと、やってみたいことも増えてくると、創作(のようなもの)にも挑戦したりして。

いつの間にか、見ず知らずにも関わらず仲良くしてくださる方々が増えて、noteが楽しい場になってきた。

交流が深まれば深まるほど、リアルで知っている人のように錯覚をして、こんな部分は見せたくないなと吐き出すことが苦しくなってくる。
強くなくちゃいけないという気持ちになってくる。

誰も私を知らない世界で吐き出すのと、私を知る人に吐き出すのとでは後味が大違い。

「いいんじゃない? 弱いとこ見せたって」

この言葉が何よりもノーサンキューな私なんだ。

「聞いて欲しくて書いてるのかな?」と、思われるのも違う。
「そうなんだ」って思っていただければ充分。
私にとってはそれ以上でも以下でもないことを書いているから。
弱い部分を曝け出しているからと言って、何もかも曝け出しているわけじゃないし、何もかも知って欲しいわけでもない。
何もかも言いたいわけでもないし、何もかも聞き出そうとされたくもない。

逆に、誰かの悩みを聞くつもりもないし、薄情者だけど、そういう記事は読もうと思わない。
読んでも頭に入れない。
「そうなんだ」って思うだけにしている。

give&takeのWin-Winではなく、与えないしもらわない平等がいい。

私、面倒臭いね(笑)

今更ですが、自己紹介します。
私は、仕事をしている1人の40代女性で、日常の中で感じた疑問や、面白いこと、ときどき妄想の果てに創作をやっています。

36時間職場にいた7年前の愚痴(お口が悪いので有料)。

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