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うつ病を抱えながらの仕事⑩

祖母の宇宙天国の話を思い出し、薬の種類を苦しい禁断症状を耐えながら減らしていった。

同時に身体が動くようになり、家事をしたり少しずつ少しずつ、活動始めた。

まずは仕事をしようと父の介護もあったので隣町の介護施設の介護士の正社員になった。

オムツ交換も入浴介助もしたことないのに、社員が足りないからと、早番、日勤、遅番、夜勤を初めて経験した。

夜勤20人もたった二人社員で介護する。

車椅子で徘徊しちゃうご婦人はスッ転ぶし、入浴介助全く一人。
車椅子からストレッチャーに乗せるのも、服のぬぎきもやったことない。

泣きたいのは私でわんわん泣いた。
とにかくお風呂で落としてはいけない神様助けて!と叫んだ

大人は重い

泣きながらせめて夜勤は外してくれ話したが皆んなやってるて言われ、介護者の命も私の命も守れないと辞めた。

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