![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/4031919/rectangle_large_b64e724bb3f11e911d7552c6d8ac8aa4.jpg?width=1200)
御先祖様と家族の話。
私は、小さい時から自分や家族の死について考えることがあった。
てくてくてくてく。
歩き慣れたいつもの道を、下を見ながらぼーーっも歩く。
母が死ぬことを想像して泣いてみたり、父が死んでも涙はでねぇなと実験してみたり。
自分が死んだらどうなるんだろう、急にぱっっ!と居なくなったら、世の中はどうなんるんだろうと考えて、退屈な下校時間を過ごしたものです。
死について、恐怖を感じるでしょう。
私も怖いです。
それは動物としての本能でしょう。
命を守ろうとする本能。
でも、その本能の隣には「未知への疑問」もありませんか。
だから人間は実験的に仮死を経験しようとしたり、怪談をしてみたり。
これは、亡くなった人の家族と、その御先祖様とのやりとり。
自分の死はまだ分からないけど、自分が死ぬ時、何らかの力が働いている。そんなことを考えさせられるお話です。
私の母と弟と、御先祖様のほんとのはなし。
【死の話とあり、プライベートな内容なので有料とさせて頂いております。】
父は元気だった。
会社の健康診断でも、ちょっとだけ、肝臓の数値が少し高いくらい。
毎晩お酒を飲むなら、よくあることだ。
ここから先は
2,804字
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?